北平都一處

答連火焼


その昔北京の街であまりにも店が繁盛したため、普通の作り方をしていてはとても間に合わないと言うことで、お札を二つ折りにしたような餃子を考え出したかたがおられます。 上の写真を見てもわかるようにこの店の餃子の形が変わっているのはこの流れを引いているからなのです。 日本でも神田のスイートポーズなんかで出すものは一応これの仲間に入れてもよさそうです。 でも、待ってくださいここのは頭一個所を止めて両脇があいていますね。 これに対して都一處のものは両端がしっかりと止めてあります。 ふうむ。

この日のメニューは答連火焼 一客(=4個) 160元、銀芽蛤蜊 240元です。

答連火焼(答、連とも衣編です)は写真で見るようにひょろ長い一風変わった形の焼餃子です。 香ばしく焼き上げられたやつを一口かじると美味しい汁が泉のごとく湧き出してきます。 不思議ですね。 誤って汁をこぼしてしまってもまだ餡の中から次から次ぎへと美味しい汁が湧き出してくるのです。 そればかりではなく餃子の餡も海参(ナマコ)、蝦仁、前足肉、韮黄から作られた豪華版なのでこれはこたえられませんねー。



ブッシュさんも大満足



基礎データ
住所台北市仁愛路四段506號
電話7297853
営業時間午前11時から午後2時,午後5時から午後9時まで
お勧め料理答連火焼,醤肉焼餅,松子薫鶏など
取材日時1998年8月9日




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