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この時は、1989年の元旦に日本を出発し、よく二日に上海から成都行きの便に乗ろうとしたところ、 観光客の乗るMD82は定刻通りに飛び立ったのですが、私の乗るB707は霧のためなかなか成都から飛んでこず、 お待たせ弁当との初のご対面となってしまいました。 見かけはそう悪くはないのですが味の方はもう一つで、仕方がないのでごみ箱へ捨ててしまいました。
結局、飛行機は５時間遅れで出発したため成都のホテルへ到着したのは、もう午前１時ごろでした。 それでも、午後11時を回ったころに飛行機が霧に煙る成都の上空に差しかかると大地を覆う霧を通して地上のほのかな灯が見えた時にはとても感動した記憶が有ります。
成都
重慶
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