川妹子豆花村


上のパンフレットは乍浦路(ザップルー)と天憧路の交わる所にできた 新しい四川料理店のメニューです。

上海では,大陸の色々な地方料理が食べられますが、その中でも四川料理は本場のものに近い味を出しています。

香港の場合は、薄味好みの広東人が四川独特の濃厚な味を好みませんので、あまり本格的なものは期待出来ません。

台湾でも、昔は10軒レストランがあったら、その内8軒は四川料理と言われるぐらい隆盛を極めたのですが、 競争が激しいため、レストラン同志が足の引っ張り合いをやったこと。

台湾の人達が金持ちに成るにしたがって、海鮮料理のように高価な材料を使った料理に好みが移っていったのに対応できなかったこと。

料理の味で勝負せずに、美女を侍らせて客にお酒を飲ませて高いお金を取るような商売をやったこと。

アメリカと日本で四川料理のブームが興って、優秀なコックが流出したこと。

等、があって、現在の台湾には四川料理の本当の味がわかるコックは一人もいなくなったと言われています。

下の写真は水煮牛肉といって、麻婆豆腐と並んで代表的な四川の大衆料理です。

味も、麻婆豆腐と同じ麻辣の味で本場のものと同じに山椒の粉がたっぷりとかかっています。






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