国宴菜"鶏湯川海蚌"


上の写真は鶏湯川海蚌(川の字は本当は水の上に入という字を書きます)のセットアップをしている小姐です。

この料理は福州では、佛跳牆と並ぶ高級料理で国慶節に行われる国の宴席で供される料理です。 作り方は、下の貝(海蚌)を湯通ししたものに二時間蒸煮にして作った鶏のスープを上の写真のようにかけて出来上がりです。

新宿の海鮮市場で海蚌が一個3、4千円で売られているそうですから、 日本で出すとすると上の写真のお碗一杯が1万円位になると思います。 物価の安い中国でも一杯が日本円で千円ぐらいしますから相当な高級料理です。

なお、この料理は革命後に考案された料理で、 これを考え出したコックがアメリカの大統領が訪中したときに北京に招聘されたことは、 地元福州ではとても有名です。





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