コントルスカルプ広場の老婆
1990

 木枯らしの吹く寒い冬の夕暮れの広場。この近くに下宿していた若き日のヘミングウェイは正面にみえるカフェに何度か足を運んだかも知れない。今はラ・ショップとあるが当時はアマトールという名前だった。1990年頃はまだまだ昔の雰囲気を保っていたが、最近ではパリ全体の観光整備が進む中、広場周辺も小ぎれいになってしまったのが残念である。