GNU make Complie

gccを導入したら、ユーティリティーのmakeを導入します。makeもパッケージを導入すれば楽ですが、ここで、gccのテストを行ってみます。ということで、makeはソースからコンパイルすることにします。ソースは、GNUやSolaris Freewareで入手できます。

 http://www.gnu.org/home.ja.html
 http://sunsite.tus.ac.jp/sun/solbin/

以下のファイルをダウンロードしました。

 make-3.79.1.tar.gz

アーカイブを伸張、展開し、ビルドします。この時点では、Solaris標準の /usr/ccs/bin/make を利用しています。

 % gzip -dc make-3.79.1.tar.gz | tar xvf -
 % cd make-3.79.1
 % ./configure
 % make

ここで、エラーしてしまいます。日本語環境が原因しているようです。dtログインで、「C -- POSIX」の英語環境でログインし直してmakeするか、以下のように環境変数LANGを英語に設定してやり直します。

 % setenv LANG C
 % make clean

 % ./configure
 % make
 # make install


GNU makeは、/usr/local/bin に置かれます。GNUのmakeを使用する場合は、検索パスで、/usr/ccs/bin よりも前に、/usr/local/bin を記載しておきます。どこのmakeを参照しているかは、whichで確認できます。今後、GNU makeを利用すれば、日本語環境で普通に使えます。

 % which make

また、configureを実行する時点で、--program-prefix=g オプションを付加すると make ではなく gmake という名前になり、/usr/ccd/bin/make と区別することができます。Solaris標準と同じ名称のユーティリティをコンパイルする場合には、--program-prefix=g オプションを付加して利用されています。結局、導入手順は、以下のようになります。

 % setenv LANG C
 % ./configure --program-prefix=g
 % make
 # make install


その他にも開発ユーティリティはさまざまです。目的のフリーソフトウェアを導入する際、READMEや、INSTALLファイルに目を通して、何が必要かを把握して使いやすいシステムを構築しておくと、いろいろなソフトの恩恵を受けられるようになります。


2001/06/12