◆ SONY のペットロボット「AIBO」ついに発売! ◆

SONY のペット型ロボットがついに発売されるそうです。 (1999年6月予約開始)
名前は「AIBO」

耳とか口とかついてかなり犬っぽい形になりました。 テレビで観た動きはロボロボしてた。うーんまだまだって感じ。 プログラマブル&学習だからこれからの開発次第ですが。
いくつか紹介されている動画を観た限りでは、確かに可愛いけど、 「可愛いしぐさをプログラムして、再生してるだけじゃん」 という印象です。それだったらゼンマイ仕掛けと変わらないわけで、 んーなんだかなー。

「犬らしいしぐさ」ということがとりあえずの目的ならば、 犬にセンサーをつけて 3D リアルタイムモーションキャプチャして それを再生すればいいわけで、難しくは無いでしょう。

僕が期待しているのは、「いろいろ動いてるうちに効率の良い 動き方を学習して、その結果として、動物に似てくる」という 学習過程を楽しみたい、というところ。


誰が買うのか?
まず買うのは新し物好きのマニアックな人達や、研究者でしょう。
 ・いろいろ覚え込ませて: チンチン、お手、待て、伏せ、お回り、…
 ・オプションを作って: 充電コンセント付き犬小屋、着せぐるみ、…
 ・いいプログラムができて当たれば大儲け:フリスビーをキャッチする…
想像するだけで楽しい。想像するのは楽しい。

実際にどれだけのものができるか分かりませんが、 とりあえずは 5000 台、売れればいいんです(売上 12.5 億)。 それで半年か1年、話題性が保たれればいい。

かなりの学習能力を備えない限り、一時的に売れてもすぐに 飽きてしまうだろうと僕は想像するのですが、
飽きたら捨てればいいし、新バージョンが出たら買い替えればいい。
壊れたら交換すればいい。(高い頻度で壊れるだろう。)
それがロボットのいいところ。


ペットに対する需要はある。間違いなくあると僕は思う。 以下のどちらが現実となるのか?

case 1
 「ママー、ペット飼ってもいい?」
 「うちはマンションだからダメなの。ペットロボットで我慢しなさい。」

case 2
 「ママー、ペットロボット買ってよー」
 「あんな高価なもの、買えません。猫でも拾って来なさい。」


* なんと、発売後 20 分で日本分 3000 台は売り切れてしまったらしい。 すごい人気だ。

→ 外部リンク: SONY AIBO  http://www.sony.co.jp/soj/robot/index.html


1999/05/17 T.Minewaki
2000/09/26 last modified T.Minewaki

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