（asahi.com 2001/10/16）
オムロンは１６日、ネコ型ロボット「ネコロ」を１１月２０日から 全国で発売する、と発表した。人工毛皮を着せたロボットで、 乱暴に扱われると怒り、なでたり抱いたりすると満足した表情をする。 一緒に生活しているうちに飼い主の声や自分の名前も覚え、 返事をするようになる。
動物のロボットはソニーなどが販売しているが、ネコは初めて。 重さは１．６キロで、高さ３２センチ、幅１６センチ、体長２６センチと 通常のネコ並みの大きさという。色はグレーとブラウンの２色で、 価格は１８万５０００円。
１７日から、高島屋の７店舗の店頭で先行予約受け付けを行う。 １１月３日からはホームページ（http://www.necoro.com １８日午後８時まで） と電話（０１２０−０６６７９２、携帯・ＰＨＳからは ０３−５６７７−９０１７ １８日までの午前１０時−午後８時） で購入申し込みを受け付ける。
問い合わせ先は０３−５６７７−０１２５（日曜、祝日、年末年始を除く 午前１０時−午後５時）(2001/10/16-16:33)
◆ ネコロ Homepage
http://www.necoro.com/ （アクセスすると猫の声が響きます）
ネコロ誕生
10月16日が誕生日。
ココロを持った猫型コミュニケーションロボット、それがネコロ。
どんな性格に育つかはあなた次第。仲良くしてあげてくださいね。
＜特長＞
１）人からの働きかけにダイレクトに反応します。
２）感情や欲求をもち、飼い主の飼い方しだいで、性格が変化します。
３）呼ばれた名前を覚え、認識するようになります。
４）体には、人工毛皮をまとい、本物の猫そっくりの外観と触感で、 猫に接するように撫でたり、抱いたりできます。
プレスリリース
http://www.necoro.com/item/press.html
MINEW コメント：
ついにオムロンがやりました。
ソニーの AIBO (Link) は「丸可愛いロボ系」デザインに変わりましたが、 このネコロは「本物そっくり系」リアルなデザインです。 これまでに発表されていた開発途中のモデルと比べても 格段に本物っぽくなりました。
（メールを読むとか写真を撮るとか）実用的な機能は全く無く、 狙いどころは、本物の猫のイミテーション・代わりという方向のようです。 人工毛皮まで。 メカ好きな層ではなく、女性・子供・高齢者も対象としているのでしょう。 その辺が AIBO との差別化でもあるのでしょう。
ホームページにあるムービーを見てみると、しぐさや動作、表情まで かなりリアルだ。しかし、歩くことはできない。これは減点。
内蔵されている「感情生成機構」にとても興味がある。
11/20 発売、クリスマス商戦をターゲットにしているわけですが、 AIBO の 98000yen に対して、その倍の価格。 CM 合戦も楽しみ。両者の激しい争いになりそうです。