生物の進化

日経サイエンス 1994/12号 p28-35
特集:宇宙と生命
著者 Stephen Jay Gould

「ワンダフル・ライフ」 「断続平衡説」のグールドである。

人類を無理矢理中心に据えるような進化の解釈は、もうやめようではないか

人間はどうしても自分が一番偉いとか優れているという考え(中心原理) から逃れられないようだ。進化史を解釈するにも、原始生物から人間に 至る道、複雑化への道だけに注目する。だが、生物進化史 (系統樹) を 広く見渡せば、人間は偶然の産物でちっぽけな種に過ぎない、と気づいて いいはずである。


1996/02/17 T.Minewaki
2000/10/06 last modified T.Minewaki

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