◆ 週間100人 No.019「チャールズ・ダーウィン」 ◆
Book Image 書名: 週間100人 No.019「チャールズ・ダーウィン」
発行: (株) デアゴスティーニ・ジャパン DeAGOSTINI
定価: 560 円(税込)
発行日: 2003年10月21日(毎週火曜日発行)通巻19号
WWW: http://www.de-club.net/hya/
週間 100 人 歴史は彼らによってつくられた
唯一生き残るのは、変化できる者である──(表紙より)

目次
  1. プロローグ
  2. ライフ&タイム
    • 生命科学の先駆者が挑んだ進化の謎と真実
  3. その時世界は
    • 新世界へと飛翔する大転換の時代
  4. クローズアップ
    • 科学を髪から解き放った進化論の「発見」
  5. 人物スクランブル
    • 科学界の巨星を取り巻く時代の叡智
  6. 後世への余波
    • 進化の実証は禁断の領域へ

キャッチーな雑誌シリーズを刊行して、よくCMも見かけるデアゴスティーニ社の 「週間100人」という週刊誌シリーズの一冊。全カラーで 30 ページ程度。
たまたま書店の壁にあるのを見かけてパラパラとめくってみたところ、 写真や図版が多くて良くまとまっている感じだったので購入。

チャールズ・ダーウィンとレオナルド・ダ・ヴィンチは僕がもっとも尊敬する 歴史上の人物なので、その生涯についてはとても関心がある。 特にダーウィンは、それまでの生物観を根底からくつがえす「進化論」 を発見した点で、その発想がどういうきっかけで生まれたのか、 背景を知りたいと思っていた。

彼の父が望む医者に興味が持てず落ちこぼれ、やがて博物学に夢中になって ビーグル号への乗船のチャンスを得るダーウィン。何が幸いするか分からない。
ビーグル号航海から戻り、すぐに進化論の試論を書き始めるが、 それを書き上げた当初はあまりの斬新な内容に、自分が死んだ後に 出版するつもりだったというのは知らなかった。 それを出版することになるのはさらに 15 年後。 それだけ世間の反応が怖かったのだろう。またものすごく慎重な人でもある。
真面目で、家族を愛したダーウィンの人柄も伺われた。

2005/02/13 Takakuni Minewaki
2012/08/16 modified Takakuni Minewaki

人間の進化と性淘汰I / チャールズ・ダーウィン

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