Ticket Ticket

人体の世界 / 国立科学博物館

見てびっくり、話題の人体解剖標本を観て来ました(11/9)。
すんごいですよぉ〜。人体の輪切りスライス、縦切り、各種臓器、 が勢ぞろい。特に全身標本が迫力です。
こういうのを見ると、「人間って部品の集まりなんだな」と感じます。

けっこうエグイ物でもあるんだけど、血がないからそれほど生々しくはない。
僕はけっこう楽しめた。みんな素直に感心して展示を観ているようでした。
でも、気分が悪くなる人もいるんだろうなぁ。弱い人はエチケット袋持参で 行かないと。

平日だというのに、とても混んでいました。医科大学生とかが多く 観に来ているようだ。

肉体をそのままの形で保存してしまう、プラスティネーション。
驚きの技術だ。今は解剖標本みたいのばっかりだけど、もっと一般的に なると、死んだ有名人や家族の体をプラスティネーションして墓に保存する、 てなこともするようになるのかもしれないなぁ。

プラスティネーションの体を全部 1mm スライスにして、それをデジタル 画像で取り込み、計算機内で立体に再構成する 「ビジブル・ヒューマン・プロジェクト」 というのが米医科系大学の DB で作られていて学術用に WWW 公開されている、 というのを聞いたことがある。立体データがデジタルに保存されているので、 あらゆる角度から体を切った時の断面を見ることができる。 なるほど。すごいことを考えるものだ。

展示をまとめた資料本を買って来ました。すごいです。

・展示入場料 : 1,300 yen
・資料本   : 1,800 yen

1995/11/10 T.Minewaki
2003/12/10 last modified T.Minewaki

生命のよもやま話MINEW home

T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp