公園に久しぶりに登場した「兄猫」は、
しばらく公園の同じ場所に出没していたので、
見かけるたびに声をかけて親近感を高めていました。 この日、近づいてきた兄猫は、しゃがみ込んだ僕の膝のあたりを 気にしているので、載りたいのかなと思い場所をあけて待っていると、 よいしょと載ってきた。 おぉ、けっこう慣れてはいたが、この猫が膝に載るのは初めてだ。嬉しいぞ。 力を抜いてじっとしているので、あごの下に指を回してポリポリと撫でてやる。 ジーンズを通して、足の爪がチクチクと刺さってくる。 しばらく、日射しをポカポカと浴びながらこのままの体勢で過ごした。 膝上が柔らかく暖かい感触。 |