◆ 246猫 ゴロリン ◆

246Cat Laying
(1996/09/01 撮影 at 近所)
家の近所でまた猫友達を見つけました。
国道 246 号線の高架の下の植え込みに住んでいる野良猫らしいです。 「ここで猫に餌をあげないでください」と小さな看板 (野良猫の生活は厳しいねー) が立ててあったので、じゃーこの辺にいるのかな、 と植え込みを覗いて見つけました。ほとんど同じ模様の猫が2匹いるよう ですが、友達なのは1匹だけ。毛が3色で雌のほう。
野良なので目ヤニがいっぱいついてます(写真下)。 名前は「246猫」と勝手に命名しました。

246Cat
(1996/09/01 撮影 at 近所)

この猫の特徴は、呼ぶと必ず返事してくれる愛想の良さと、 すぐにゴロリンとひっくり返るぐうたらさです。
見つけてニャーと呼ぶと必ずニャーと返事を返してくれます。 姿が見えなくても存在がすぐわかるので便利です。 2人で繰り返しニャーニャーいっているので、猫語のあいさつは この猫が教えてくれたようなもの。
しゃがみ込むと用心深く寄って来て、機嫌が良ければ撫でさせてくれます。 身体はけっこう大きく、撫でていると毛皮の下の肉のボリューム感が 伝わって来ます。
まだ完全に人間を信用しきってはいないようで、カメラを構えたり、 不自然な動作を察するとサッと離れます。しばらく撫でていて気持ちが 良くなると (?) 、フラフラ、ポテ。フラフラ、ポテ。という感じで、 少し歩いてはお腹を出してひっくり返ります(写真上)。

昨夜の帰路、駅から坂をずんずん下って行くと、 246 号線をくぐった所で 246猫 がちょこんと座っていた。
久しぶりに会ったので、撫でてあげようとしゃがみこんで 待っていたら、そこに車の陰からささっと飛びだして来た もう一匹の猫。なにかと思ったらおぉ君は ショートテイルではないか。 こんな所でなにしてる? いつもの 「猫の交差点」からは 200m くらい離れてるぞ。 それに、ここには別に 246猫 と仲の良い雄猫がいた筈だが。
ショートテイルは僕を認識したらしくゴロゴロと甘えてくる。 撫でてみると、腰のあたりに毛が抜けてねばねば体液が 浸み出ている部分がある。闘っているのだろうか、 尻尾の骨露出 も相変わらず痛々しい。 やっぱり雄猫は闘って縄張りを広げて、雌猫を獲得するという 生活様式なのかもしれない。246猫 (雌) とはうまくやっているのかな。 (1997/02/28)

今日も 246猫 は元気にいつもの場所で撫でさせてくれました。 もう4年にもなる付き合いですが、ここを離れたことは無く、 定住しているようです。
ふと見ると、車の陰に、黒くて小さな影。 握りこぶし2つくらいの、真っ黒な子猫が一匹、チョコチョコと 走り回っています。こっちを気にして、近づいてくるけど、おっかなびっくり。 246猫 との関係もよくわからない。
別の大人の黒猫は何度か見たことがある。あいつと関係あるのだろうか。
(2000/10/09)

1996/11/11 T.Minewaki
2000/10/09 last modified T.Minewaki

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