水の流れた跡をたどって、ずっと坂の下の方を探していた時に、 砂地の上に長い骨が露出してるのを見つけた。 発掘指導をしているバルスボルド博士に見てもらうと、 翼竜の翼(皮膜)を支える第4指部分だとのこと。 第4指は指が長く変化して翼の一番先端を支えているところ。 骨の長さは 15cm ほど。ヒビが入って崩れかかっている。 その先を掘り進んでみたが、続いてはいなかった。 周辺を深く掘り、砂のブロックごと取り出した。 1m ほど横で、同じ個体のものらしい脊椎骨が数個見つかった。