◆ サメのかたち ◆

Hammerhead Shark
(1996/12/15 撮影 at 葛西臨海水族園)
流線形の体を滑らかにくねらせて、サメがゆっくりと泳いでいきます。
葛西臨海水族園の、入口からエスカレータを降りた最初の水槽。
サメのかたちはとてもカッコイイと思う。イルカにも似たものを感じるが、 ボリュームがあって、かつ滑らかな曲線で構成されている。 まさに水の中を泳ぐためのカタチだなぁと見入ってしまう。

サメはいわゆる「魚」よりも古く、4億年ほど前に進化した「軟骨魚類」です。 とても原始的な生き物ですが、ほとんど変わらない形で現代に至っています。 それだけ完成度の高い生物だということもできます。

この写真に写っているのは「シュモクザメ」といって、両目が左右に飛び出した 不思議な顔形をしています。英語では Hammerhead Shark 、 「頭の形がハンマーのサメ」という意味。見たまんまですな。 そんなに目が離れちゃって、ちゃんと前が見えてるのかなーと余計な心配を してしまう。


2000/05/07 T.Minewaki

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