【配布資料】
・国立駅周辺まちづくり基本方針(平成19年9月25日) 市役所ホームページの原本
・国立駅周辺まちづくり基本方針(平成19年9月25日) テキスト版(図なし)
・1 国立駅周辺整備庁内検討会設置要綱
・2 国立駅周辺整備庁内検討会委員名簿
・3 国立駅周辺まちづくり推進協議会 第1回議事録(要旨)
・4 国立駅周辺まちづくり推進協議会の経過
・6 国立駅周辺まちづくり基本方針(案)について市議会からの意見等
・7 検討する駅周辺区域及び各個別課題
・8 作業部会の進め方について(案)
・9 国立駅周辺まちづくり推進協議会のズケジュール(案)
平成19年9月25日
国立駅周辺まちづくり基本方針
1 基本方針について
国立市の中心となる都市拠点として位置付けられる国立駅周辺では、JR中央線連続立体交差事業により、ま
ちづくりの大きな転換期を迎えています。
鉄道により南北に分断されていたまちが一体化されることにより、国立駅周辺には、新たな魅力あるまちづく
りの源となる要素が数多く創られます。この地域は、商業集積の可能性や文化の発信、福祉の充足等のための貴
重な空間地を有し、また、駅前広場、大学通りのような国立市のシンボル的な公共空間もあり、三角屋根の旧国
立駅舎が復原されることにより、駅周辺の都市景観がよみがえることになります。
国立市は、周辺都市とは異なった、十分に魅力のあるまちづくりの要素が備わっており、国立駅周辺のまちづ
くりの中で、他のまちにはない国立ブランドとなるこれらの大切な要素を活かし、都市の活力を新たに創造する
ことにより、付加価値を高めていく必要があります。
ごのために、平成16年3月に国立駅周辺まちづくり検討会でまとめられた「国立駅周辺まちづくりに関する
提案書」を基本とし、国立駅周辺まちづくりの基本的な方針を以下のように定めます。
1 連続立体交差事業で生み出される空間は、他の空間との一体性を含め、最大限活用できるようにします。
2 人が集い、まちとして個性的な求心性が生み出せるまちづくりをします。
3 既存の商業基盤との整合を図り、商業振興につながるまちづくりをします。
4 文化を発信し、文化を育む施設の集積を図るとともに、駅周辺に少ない公共施設の整備を図ります。
5 南北道路や側道の整備を行うとともに、交通体系を見直し、駅周辺の交通緩和を図り、駐車場及び自転車
駐車場対策を行います。
6 駅周辺のシンボルとなってきた要素を最大限活かし、新たな活力が生み出せるような整備をします。
−1−
7 お年寄り、子ども、しょうがいしやに配慮し、環境にもやさしいまちづくりを推進します。
8 積極的に民間活力の導入を検討し、財政フレームとの整合を図り事業を推進します。
9 市議会の同意を得て、さらに多くの市民参加により合意形成を図り、また、東京都、JR東日本及び関
係機関と協議を行っていきます。
2 基本方針を実現するための課題
(1)南北一体化の道路整備
国立駅南北通路(ラチ外通路)は、高架事業により、乗降者が国立駅へのアプローチとして利用することにな
ります。さらに、南北を自由に通行できる通路として人々が集う場となり、人々の往来により商業振興につなが
ることが期待されます。また、南北交通の円滑化を実現するとともに通過交通を誘導し、商業の活性化を図るた
めに、交通状況を広域的に考慮し、道路を整備してっいきます。
@国立駅南北通路(ラチ外通路)
南北駅前広場の一体化を図るための通路は、国立市とJR東日本による管理方法がありますが、それぞれの
利用可能な時間帯など条件が異なるので、慎重に選択します。
A都市計画道路3・4・10号線の整備(延長約360m、幅員16m)
局所事業(延長約70m)は、ガード周辺部分を先行して拡張する事業で、平成21年度に完成する予定で
す。ただし、仮線部分はレール等が撤去された後に舗装することになります。
また、南北の延伸部分の事業は、財政状況により判断する事になりますが、局所事業に引き続き、早期完成
を目指します。
B西1条線の延長上の南北道路の整備(延長約60m、幅員10m)
通過交通量を推計し、適切な歩車道断面を決定し、高架事業の完成と同時に供用できるよう整備します。
゛ −2−
Cその他の南北道路の整備
・西2条踏切:都市計画道路3・4・14号線:幅員16m(現況5.46m)
・西4条踏切:第ハ小学校付近:幅員7.5m(現況5.46m)
・西5条延長上の南北道路:新設:幅員7.5m(南側現況5レ46m)
・西1号踏切:’北都営アパート付近(現状は歩行者のみ):幅員7.5mD(現況3.64m)
・国立踏切:都道34号線:幅員12m(南側現況i2m)
(2)国立駅前広場の整備
駅前広場については、市民が交流でき南北商業地の玄関口の機能を併せ持つ、緑豊かなゆとりある広場とする
ため、関係する土地所有者と協議し整備していきます。また、南口.駅前広場には国立市のシンボルであった三角
屋根の旧国立駅舎の復原を目指します。
南北駅前広場の交通体系については、関係機関と協議し、安全で円滑な交通動線を確保します。
(3)南口公共施設等用地の活用
南口公共施設等用地は、今後のまちの発展に資することを目的として、国立市が土地開発公社に国鉄清算事
業団からの先行取得を依頼した用地であり、現在は、暫定的に駐車場及び自転車駐車場として利用しています。
この用地は、民間活力の導入により、商業、文化、交流、福祉、学習などに関する機能や公共サービス機能
を複合的に集積することなど、駅周辺の付加価値を高めるために活用することが考えられます。そのためには、
高架下用地、総研線跡地、民間施設用地、JR東日本用地を一体的に整備することを目指して、用途地域変更
等を視野に入れ、関係する土地所有者と協議し、用地の活用を検討します。
−3−
(4)高架下の活用
高架下は、国立駅舎により東側と西側に区分されますが、駅機能等を除いた高架下面積の15%(約2,70
0u)は、国立市が公租公課相当額分として使用することができますレ活用方法については、市民要望の商い
公共施設や商業施設が考えられます。
なお、自転車駐車場の確保については、中央線沿線6市が連携して、JR東口本に協力を要望しています。
高架下に設置する自転車駐車場の収容台数は、現状の有料及び無料自転車駐車場の合計収容台数を最低限確保
していきます。
また、国立駅の西方向から駅へのアプローチとしての西側改札口の設置については、今後の南口公共施設等
用地や高架下の活用計画により、その必要性を調査し検討します。
(5)総研線跡地の活用と側道の整備
総研線跡地は、国立駅北側の高架橋に沿った幅約5mの用地と現在暫定的に利用している自転車駐車場の用
地から成り、高架橋沿いの用地は緑豊かな歩行者通路としての活用が考えられ、JR東日本と協議し決定して
いきます。なお、自転車駐車場の暫定利用箇所は、緑道として整備していきます。
中央線北側の側道は、中央線連続立体交差事業の中で整備されますが、断面構成や交通機能などについては、
関係住民の意見を聴き、検討します。
(6)財政フレームとの整合
事業を実現させるためには、民間活力を導入し、投資額を事業効果全体で吸収することを前提に、基本計画
で検討します。また、国立市が実施する事業は、財政フレームを考慮し、国及び東京都の補助金を最大限に活
用します。
−4−
第2回協議会資料 bP
平成19年9月26日(水)
国立駅周辺整備庁内検討会設置要綱
(設置の目的)
第1条 中央線連続立体交差事業に伴う国立駅周辺まちづくりに係る整備方針及び
施策について検討するため、国立駅周辺整備庁内検討会(以下「検討会」という。)
を設置する。
(所掌事項)
第2条 検討会は、次の各号に掲げる事項について検討及び調整する。
(1)中央線との南北交差道路の整備に関する事項
(2)国立駅前広場の整備及び国立駅舎に関する事項
(3)国立駅南口公共施設等用地の今後の利用に関する事項
(4)高架下の活用に関する事項
(5)前各号に掲げるもののほか、中央線連続立体交差事業に伴う国立駅周辺まちづ
くりに関する事項
(組 織)
第3条 検討会は、委員長、副委員長及び委員をもって組織する。
2 委員長は、建設部長をもって充てる。
3 副委員長は、委員の中から委員長の指名する者をもってこれに充てる。
4 委員は、次の各号に掲げる部長、課長及び課長相当職にある者をもってこれに充
てる。
(1)企画部長
(2)企両部政策推進室長
(3)企両部主幹
(4)総務部総務課長
(5)市民部産業振興課長
(6)福祉部福祉計画課長
(7)環境部環境保全課長
(8)建設部建設課長
(9)教育委員会庶務課長
(委員長及び副委員長)
第4条 委員長は、検討会を代表し、会務を総理する。
2 委員長に事故があるとき又は委員長が欠けたときは、副委員長がその職務を代理
する。
(会 議)
第5条 検討会の会議は、委員長が招集し、委員長が議長となる。
2 委員長は、必要に応じて、委員以外の者の出席を求め、説明又は意見を聴くこと
ができる。
(庶 務)
第6条 検討会の庶務は、建設部まちづくり推進課において処理する。
(委 任)
第7条 この要綱に定めるもののほか、検討会の運営に関して必要な事項は、委員長
が定める。
付 則
この要綱は、平成16年5月12日から施行する。
(平成!7年 7月12日一部改正)
(平成17年12月22日一部改正)
(平成19年 9月 7日一部改正)
第2回協議会資料2
平成19年9月26日(水)
国立駅周辺整備庁内検討会委員名簿
(敬称略)
所 属・職 名 氏 名
建 設 部 長 ◎田邊 徹
企 画 部 長 ○大沼 信一郎 (欠席)
企画部政策推進室長 三 田 礼 治
企 画 部 主 幹 片 岡 章 夫
総務部総務課長 才郷 正次(欠席)
市民部産業振興課長 山 崎 順 −
福祉部福祉計画課長 森 永 正
環境部環境保全課長 内 堀 孝 之
建設部建設課長 尾 藤 文 泰
教育委員会庶務課長 是 松 昭 −
◎委員長 ○副委員長 平成19年9月26日現在
. 第2回協議会資料.3
平成19年9月26日(水)
国立駅周辺まちづくり推進協議会 第1回議事録(要旨)
日時:平成19年8月20日(月)19 : 00〜21 : 00
場所:国立市役所第1・第2会議室
【出席者】敬称略
■国立駅周辺まちづぐり推進協議会委員(◎会長 ○副会長)
笠井 恵 (公募による市民)
南 一誠 (公募による市民)
吉井 淑雄(公募による市民)
○内山 健治(国立市商工会)
保科 隆治(国立市商業協同組合)
成瀬 充男(国立駅周辺まちづくり協議会)
中町 仁治(赤い三角屋根の会)
下山 昌利(国立会東の会)
高橋 重之(連続立体交差事業対策協議会)
内田 青蔵(埼玉大学教授) 欠席
◎北沢 猛 (東京大学教授)
根本 敏則(一橋大学教授)
■国立市長
関口 博
■事務局
建設部長 田辺 徹
建設部主幹 水野 栄
まちづくり推進課主査 河尻 幸司
まちづくり推進課主査 中島 広幸
■傍聴者
19名
【議事要旨】
司会:田辺建設部長 ,
・本協議会を公開とする旨報告し、確認された。
・名簿について公表とする旨報告し、確認された。
・会議の録音及び撮影することを報告し、確認された。
−1−
1.市長あいさつ
市長:80年前に駅舎ができ、それを中心とした駅周辺のまちづくりが行われきた
という歴史がございます。今回この協議会を中心として策定される基本計画
案は駅周辺の100年の計となるものと思います。国立の頼である駅舎の復
原、駅周辺のまちづくりにみなさまのお力をお貸しください。
2.依頼状交付
国立市長から出席委員に対し、依頼状を交付
3.自己紹介
委員の自己紹介
事務局の自己紹介
4.会長・副会長の選出
要綱第4条第2項に基づき、委員の推薦による会長、副会長の選出を行い、会長
は北沢委員、副会長は内山委員が選出された。
・会長あいさつ
北沢会長:連立立体交差事業も進んできているなかで、駅広、国立駅周辺の
まちづくりを具体的にどうするのか、どのような事業があるのかな
どみなさまと協力していいアイデアを出して行きたい。まちづくり
検討会からの委員の方と初めての委員の方もいられるので情報の共
有を図り的確な判断を行いたい。大学町として生まれ文教地区であ
る国立で、駅舎・駅広が国立の頼になるように進めて行きたい。
・副会長あいさつ
内山副会長:ここ数年、駅舎の保存の関係に時間を費やし、駅前周辺の整備計画
が遅れてきた。ここで、駅前周辺まちづくり基本計画案を短時間で
ありますが、すばらしい基本計画案を策定して行きたい。
5.議題(進行:北沢会長)
@配布資料の確認(水野主幹)
○当日配布資料と事前配布資料を説明
【主な協議内容】
会長:今までの経過と各資料の説明でした。このことを踏まえ探題を整理したのが
基本方針案であると考えますが、基本方針案の案をとるタイミングは。
事務局:基本方針案は市が作成したもので、庁内の中で検討し、整理して案をとるよ
うにします。
−2−
会長:国立市の方針に沿って、課題を整理したということなので、これを踏まえ協
議会で検討すればいいと考えます。
委員:基本方針案の事業手法にA案、B案、C案とあるが、いつの時点で絞り込み
をするのか。
事務局:市の方でA案であればこうなります、B案であればこうなると具体的に協議
会に提案させていただき、絞り込んでもらいたいと考えております。基本方
針案はこのように幅をもって提示させていただいております。
会長:案がとれるのは協議会で方針を選んでからですか。その辺の進め方を説明し
てください。
事務局:基本方針があって基本計画があるので、協議会はこの基本方針案をもって基
本計画案を策定していただきたい。案は市の方でとるようにいたします。
会長:基本方針案と言っても整備手法の案が並列であって、普通の形と違い分かり
難い感じがする。
委員:協議会と市は別の意思決定者であり、協議会の意見を市の方に上げて、市が
検討して基本計画を作成するという考えでいいですか。
事務局:そのようになります。協議会の提案を受けて市が基本計画を策定することに
なります。
委員:この基本方針案はたたき台として理解していいですか。
事務局:いいと思います。市の方で考えられる範囲で提案させていただいております。
委員:他に案があれば検討していいのか。
事務局:他にあればご検討願います。
委員:いままでの資料が基本方針案に盛り込まれているので、一定の参考資料にな
るので、何もないなかで行うよりいいと思います。
委員:駅周辺とはどの範囲か。西側の総研線跡地や側道も協議するのか。
事務局:概ね東は都市計画道路3・4・10号線から西は西1条線までの間です。た
だし、総研線の跡地で緑道を予定しているところや、側道などは連立立体交
差事業と深く関わりがあり、別に考えると言う様にはいきませんので、本来
別扱いですが、関係するところは今回の基本計画案の中で検討していただき
たい。
委員:基本方針案の中に新国立駅のデザインとあるが検討するのか
事務局:既に、駅のデザインについてはJRと協議を行っているため、今回は駅の中
について、例えばエレベーター、トイレなどにユニバーサルデザインを取り
入れることを検討していただきたい。新国立駅のデザインを新たに行うこと
ではありません。
委員:北大通り(都市計画道路3・4・8号線)についても、国分寺市側も含めて
協議した方がいい。
会長:関連するところは論議した方がいいが、ある程度の線引きは必要であり、都
市計画の面はどこかで検討をするなり、課題として整理すればいい。
−3−
A今後の進め方について(水野主幹)
○作業部会設置の説明、個別課題の確認、協議会及び作業部会のスケジュールを
説明、庁内検討会の趣旨を説明。
【主な協議内容】
委員:この推進協議会で作る基本計画案はJRや東京都と関係団体との意見調整を
途中で図られてから、かなり実現可能なものとするのか。それとも現場の交
渉は市に任せて、理想的な案とするのか、または、市がきちんと情報を入れ
て実現可能な線にするのか。市の考えを聞かせて欲しい。
事務局:市の方でJR等と協議し、推進協議会に具体的な情報をお伝えいたします。
出来ないことを協議していただくということでなく、ある程度市が探りを入
れたものをみなさまにお伝えするように考えております。
会長:探りの入れ方ですが、こういう計画ならこのくらいになる、だからJRの負
担がこうなるというように、具体的な案をもってJR等と交渉しないと相手
から意見を引き出せない。ただし、協議会でそこまで具体的なことまで出す
ことが妥当かということもあります。
委員:やっぱり、より具体的に出さないとJR等と協議できないので、具体的に検
討しましょう。
委員:森の駅構想を行うための個別課題があるなかで、財源の確保を含めすべての
課題に影響することから、南口公共施設等用地の活用が重要であり、これを
先に検討すべきだ。
委員:時間の掛かる重要なところから検討すべきだ。
会長:検討会の時には、南口公共施設等用地を総研線跡地と高架下やJR用地と以
下に一体的に活用するかの論議で、具体的に何所にどのようなものを、財源
的なことを含め、あまり論議されていなかった。この利用計画は重要であり
協議会で踏み込んで検討するのか、市がある程度検討したものを整理するの
か2通りの考えがあるが、前者でいいと考えます。
委員:市の方で水面下の協議はあるのかもしれないが、スケジュールの中にJR等
の協議とありますが、この時期では遅いのではないか、もっと早くから協議
を行っていただきたい。
委員:JRとの協議が重要になってくる1月中旬の意見交換では遅いのではないか。
もっと早くから話し合った方がいい。
要綱の第5条第2項にある「協議会は、必要に応じて、委員以外の者の出席
を求め、説明又は意見を聴くことが出来る。」とあるが、JR等の職員の意
見を聴くことが出来る場を作っていただきたい。対立的な場でなく意見を交
換出来る場として。
委員:もう時間がないので何回も行わないと、時間との兼ね合いで3月の議会まで
に間に合わない、皆さんの努力が必要です。
委員:JRの合意が得られない場合の案のまとめ方も別に考える必要がある。
−4−
委員:駅周辺のビジョンと理論的なことがあり、理論的なことはJRと一緒に考え
て行く必要がある。
委員:JRと東京都は本当に出席することは無理なのか、考え方は変わっていな
いのか。
事務局:JRの基本的な考えは変わっていません。ただし、しょうがいしや団体との
協議では、JRは最初出席をしたということもあります。
東京都については、今回のことはまちづくりの関係であり鉄道関連とは違う
ので都市計画部署の出席について、お願いも含め協議して行く予定です。
会長:どういう部会が必要かというイメージがないので、次回10月予定の作業部
会をやめて協議会にしてそこで部会をどうするか整理してはどうか。作業部
会は1部会だけでいいのかも含めて検討してはどうか。
事務局:検討する課題が各々関連が強くどうしても、全体的に検討をしなければなら
ないことから1部会といたしました。
市長:この作業部会は、3回という提案ですが、実際にはもっと多くの作業部会を
開催しないと出来ないと思います。別々の部会にした場合は1つにまとめる
には時間も無く難しい。この部会は作業部会であり、極端に言うと1週間に
1回ぐらいの割合で行わなければならない時もあるかもしれません。大変な
作業となると思いますので皆様のご協力をお願いいたします。
委員:事務局は何人ぐらいで考えていますか。
事務局:できるだけ多くの委員に参加していただきたい。
会長:部会はもっと少人数の方がいいのではないか。
委員:次回推進協議会を9月中に開いたらどうか
事務局:作業部会を10月と予定していましたので、9月の中で日程調整がつけば次
回は協議会でということは可能です。
委員:今から準備出来る資料はどのようなものを考えているのか
事務局:作業部会を想定しておりましので、個別課題を整理したものを提出する予定
でした。次回協議会は、作業部会についての検討の資料と合わせて数字まで
出ませんが内部でまとめた個別課題を資料として提出したい。
会長:既に検討会で出している資料の時と条件も変わってきている。資料の整理が
必要だろう。具体的に論議をどうするのかが重要である。
委員:実際の作業を専門家に見てもらわないと間違えることも考えられる。コンサ
ルを取り入れて欲しい。
事務局:市の方もコンサルの意見は重要だろうと考えていますので、9月議会で補正
予算を考えています。
会長:前向きに進めていただくようお願いいたします。
−5−
【まとめ】
・基本計画案を本年度策定に向け、協議を行っていく。
・市として意思表示し、駅周辺全体のビジョン(基本方針案)を整理する。
・東京都、、JRには引き続き協議会に参加していただくように、事務局から要請
する。
・次回は、協議会として開催し、作業部会の進め方についで詳しく話しする。
以 上
−6−
第2回協議会資料bS
平成19年9月26日(水)
国立駅周辺まちづくり推進協議会の経過
第1回協議会のまとめ
@基本計画案を本年度策定に向け、協議を行っていく。
A市として意思表示し、駅周辺の全体のビジョン(基本方針案)を整理する。
B東京都、JRには引き続き協議会に参加していただくように、事務局から要請
する。
C次回は、協議会として開催し、作業部会の進め方について詳しく話しする。
第2回協議会資料N0.6
平成19年9月26日(水)
国立駅周辺まちづくり基本方針(案)について市議会からの意見等
国立駅周辺まちづくり基本方針(案)について、平成19年9月11日及び
9月18日に市議会全員協議会に報告した際、議員から出された意見等を事務局
がまとめたものです。全員協議会記録が公表できるようになりましたら、改めて、
その記録を配布いたします。
・ 南口公共用地がやはり大事である。ここを活用して、資金を生み出して2000・の土地を
確保していくしか手法はない。
・ 建物を建てることになれば、利便性から見「てもコンパクトな形での西口は必要だと思う。
是非、土地開発公社で所有している部分、日本食堂の部分、南口、北口、総研線の部分
等一体型ですばらしい計画を作り、JRに示して最終的に国立市の基本計画案を作って
欲しい。
・ 方針がビジョンで、その他の資料は裏づけの資料であるとの位置づけだが、この基本方
針をJRに示したときに、これが国立市のビジョンであるとJRが理解してくれるか疑
問である。あまりにも不十分だと感じる。基本方針案だけでなく、提案書と合わせての
方針なのか、それともこの基本方針一本なのか。
・ 前段のこの方針の中で、全体感のスケジュールがあって、その基で基本計画の詳細スケ
ジュールになっていくものと思う。方針というのはそういうものである。なぜ、全体的
なスケジュールがないのか。課題の整理がまったくなされていない。どういう課題があ
って、どういう方向付けをしていくのかまったく見えてこない。例えば、3・4・10号線
にしても課題が見えてこない。それが入って初めて基本方針である。南北通路にしても
なぜきちんと明示できないのか。旧駅舎についても課題が見えない。
・ 前回の6月の時の基本方針案の4ページ、南口公共施設等用地の活用の部分で、国立駅
南口広場を確保するために、交換等の手法を選択し、その種地として活用することも検
討します。と書いてあったが、今回この手法も欠落している。後退しているのでは。
・ 高架下の活用で自転車駐車場についても数字が載っていた。西口についてもJRに要望
していきます。と書いてあったが、今回は、必要性を調査し、検討するとなっている。
後退ではないか。
・ 6月の時の資料は固まった方針案ではなかったんだという印象を強く感じた。ぜひ、し
っかりとした方針案を作っていって欲しい。
−1−
・ 財政的に厳しい中、大型開発ではなく、修復型まちづくりは非常に大事なことである。
まちづくりは、ただ、道路、建物とか箱物に金をかけることが、すばらしいまちだと言
えるのかよく考えてやらないといけない。経常収支比率の悪化にもつながる。しっかり
腹を固めてやらないと大変なことになると思うがどうか。
・ JRときちんと話して、この場所については、駅舎として使いたい、まちづくりにとって
大事だという話をきちんとしてもらいたい。
・ 行政でやるものと、民間活用していくものとまちづくりを分けなければいけない。3・4・
10号線は民間が工事はしない。行政がこう進めていくということを出すのが方針である
と思うが。
・ 全部を行政がやるなんて思っていない。財政的な切り分けだけはやってほしい。そうい
ったものもこの方針案に入れるべきである。また、最低限、財政的な面では、切り分け
した形で協議会に出さないと、推進協議会が辛いと思う。215億のうち行政がやれる部
分を示して、どういった活用方法や収益性の展開を検討してくださいと推進協議会に渡
すものではないか。
・ 西口については、それができることによって、商圏が変わる。土地の価値も変わる。私
は、西口が必要であると思っている。JRとの交渉の中では、行政だけでなく、いろんな
形で要請行動をしていかなければならないが、推進協議会も含めて要請行動をお願いす
るつもりはあるか。
・ 南北一体化の道路整備を最高の優先順位として進めて欲しいと思っている。
・ 市町村土木費補助、総合交付金制度について、永遠にあるわけではない。いつ東京都の
財政状況が変わるかわからない。この制度がある時に事業を進めないと、永遠に3.`4・
10号線などできない。物事にはタイミングがある。制度があるうちに決断をして、進め
るべきと思うがどうか。
・ いい民間が進出しやすい基盤を行政が整えることがカギである。一体的な整備について
は、非常に前進したと思う。これをベースに進めていって欲しい。コンサルも中途半端
なコンサルでは困る。民活の導入も積極的に進めていただきたい。
・ 採算性を見た中で、ぜひ有能な民間の力を導入して欲しい。
・ 収益性を重視するあまり、地域の商業環境やコミュニティが衰退しないように検討して
欲しい。採算性や収益性というものが、各地で再開発事業をやってバブルに失敗してい
る部分がある。また、今なら補助金がつくからと言って飛びついて、結果的にいびつな
まちになってしまわないように、慎重に検討して欲しい。
・ 市として、財源の裏づけをきちんと持って、都やJRと交渉するときのために基本方針
は作るべき。今回、中身が骨抜きのようなものになってしまっている。市の方針として、
ブレないものが基本方針である。ころころ中身が変わってきている。
・ 市の方針なら、まずこれをやりたいときちんと出してもらいたい。推進協議会の中に財
政の専門家を入れるべきだったのでは。
−2−
・ 借金は当然抑えていかなければいけない。そのために、JR、東京都と協議するための
基本方針であり、ぶれてはいけない。全員協議会に報告した、聞いただけのアリバイ作
りではいけない。行政のガス抜きになるような全員協議会の、位置付け、前例になって
はいけない。何のために2回も全員協議会を行ったか市長に受け止めていただきたい。
これからの基本計画の信頼性を担保するための方針案であるので、ぶれてはいけない。
きちんと方針として作り上げて欲しいと強く要望します。
・ 具体的なビジョンがない。行政として何をしなければならないのか。具体的なものが方
針案にない・。スケジュール、財政的なものがでてこない。
・ 都市計画道路3・4・10号線の延伸道路部分、平成26年度末を完成にと話は、出ている
が、もう少し前倒しにしていかなければ、東京都が出していただける資金の問題、景気がど
こまで続くか疑念を持たれる。延伸道路の整備計画、見直しして、早期に前倒しに考えられ
ないか。
・ 優先順位をまちづくり総体で考えた時に、並行に進められるのではないのか。駅周辺整備と、
都市計画道路3・4・10号線、並行に進めていっても、財政措置は十分講じられると考え
ている。ですからそれをしていただきたい。多数の地域の市民の要望です。
・ 3・4・10号線の整備について、早期完成を望む意見もあるが、そうでない意見もある。
推進協議会に、そういう意見もあるということをきちんと言って欲しいがどうか。
・ 16メートルの広い道路が、狭い旭通りにつながるということは、交通上支障が出るとい
う意見や旭通商店街に対しての懸念がされるという意見、大型車が来て、環境悪化が心
配され、まちが分断されるという意見も出ている。十分踏まえて今後考えてもらう必要
があると思う。
・ 駅周辺のまちづくりについては、財政状況を踏まえながら、なおかつ、2000・の駅前広
場を活用して、森の駅のイメージを作り出すことが考えられると思っている。公共施設
用地についても、買い戻しをしなければならないと。この用地については、非常にむず
かしい考え方だと思っている。基本的には、修復型まちづくり、国立らしさを生かした
まちづくり、無理をしないまちづくりをしていくことが必要だと思う。推進協議会の意
見、議会の意見も十分踏まえ、市の中で財政フレームも考えた方針を出して欲しい。,
・ 全員協議会の意見を聞いて、場合によったら修正もありうるときいたがどうか。
・ キチットした長期見通し、財政見通しをたてていくべきであると。でないと部分部分で、漠
然と質疑をしているので、市の財政規模からいって、果たしてどうなのか見えてこない。
・ 今回は基本方針である、ある程度全体像を示しながら、今後協議会のほうで、細かい事業に
ついて精査をし、協議を進めていくと思うが、そういった情報提供も必要ではないかと思う
が。
・ 国立市の身の丈がどのくらいにあるのか、しっかり認識をし、長期的な財政見通し、財政計
画をしっかりこの時期立てていくべきであると意見を言っておく。
−3−
・ お金のことを言ったらきりがない、何もいえなくなってしまうが、そのためにも、長期財政
計画をつくって、そのなかの年次計画をキチットやっていくべきではないか。それには先ず、
3・4・10号線の重要性を市長がしっかり認識していただき、言葉だけでなく、先ずはや
っていくんだときちんと自分の意思を示していただき、その中で次についてくるのが、財源
であると思う。
・ 三角屋根の駅舎、どんな事があってもやり遂げるという決意なのか。やりたいのか、やりま
すなのか
・ 東小金井駅に行き、この前に三角屋根の駅舎が建っていたらどうなのか考えたが、どう考え
ても合わない。高さ、約シルバーで20メートル近くある。その前にもし木造の三角屋根の
建物が置いてあったとしても、駅としてマッチしているのかという気がした。
・ アンケート調査、できるだけ早く回収して協議会、作業部会のなかに活かして欲しい。また、
公共施設の整備に活かして欲しい。
・ 市民の方をたくさん巻き込んだ形で、駅周辺のまちづくりを進めていってもらいたい。
・ 市議会の同意を得て・・という文言が入っていた。これを切られてしまっている。当局とし
て、説明だけすれば市議会の同意はいらないという姿勢にも思えるがどうなのか
・ 東京都、JR東日本及び関係機関と協議を行っていく、と以前の基本方針案にはもられてい
るが、これもそっくりカットされてしまっている。これは何でカットされたのか、これこそ、
ほんとに大事な部分ではないか。そことの協議なくして何を進めるのか。それが基本の方針
.のなかにあって、基本計画でもできたものについて話し合いができるのではないか。基本的
な考え方がそっくり抜かれている事自体が、全協に出された資料では、後退しているのでは
ないか。
・ 推進協議会には、議会の意見どのように伝えていくのか。当局からその意見を伝えていくと
あるが、キッチリと間違いなく伝わるのか。それについて、疑義を持っている。
要点をかいつまんで、お伝えするのかと思うが、そこに当局の主観が入ったのでは、議会と
して困ると思う。
・ 財政的なフレームは一番基本になることである。民話によってこれくらいなものは、カバー
して欲しいと、しっかりした考え方が基本方針のなかにあっていいのではないかと思うので、
早急に詰めていただければと申し上げておく。
・ 3・4・10については、色々質疑をされているが、これについても現局で決めればできる
ことである。何故、3・4・10については、早期の完成を現局は目指さないのか。行政のス
タンスが理解できない。付帯決議まで付いている。それについて何故、誠実に履行しないの
か。簡単にできるではないか。
・ 南北道路の整備で、5路線出ている。高架化事業は、南北交通の円滑化を図ることではない
か。高架化事業が終わってから、計画を立てますとかはおかしいのではないか、高架化事業
が半減してしまう。
−4−
・ 南口公共施設等用地の活用、非常にボリュームの多い内容になっている。現行の、建ペイ、
容積で収容できるのか。不可能なものをここに明記していると思う。だとするなら、用途変
更どいう言葉が明確に入ってこないと、基本方針すらも、空言になってしまうのではないか。
用途変更を視野に入れとか、表現はいくらでもできる。これだけのものをやるには、用途変
更なしにはできないど決して思えない。その辺の言葉を明確に謳って行く必要が基本方針と
してあるのではないか。
・ ロータリーの部分も、今回南口の広場として一体的な整備の中に入って、検討していただく
ことが判りました。
・ 公社の土地であるので、どうするかはこれからの議論になると思うが、この駅周辺まちづく
りを成功させる、また、一体的にできる大きな要素は、ここの現在の公社の土地を市が買戻
しを受けて、これをどういう絵を描くかによって、大きく財政フレームが良くなっていく、
悪くなっていくと思うので、ここをどう活用できるかというのが大きなポイントと思ってい
る。ここの使い方で、国立の財源フレームが変わるので、キチントした基本的な方針をここ
で謳っていただきたい。
・ 東京都、JR東日本、関係機関との協議を行っていく、ことの文言が今回の基本方針には、
無くなっている。姿勢は基本方針のなかで、謳っておいたほうが良いのではないか。
・ 基本計画も年度ごとの数値が必要ではないか思うが、基本方針においても、大まかなこの事
業、いつまでにやっていこうという数値は入れたほうが良いと思うが。
・ 土地開発公社の利用方法であるが、コンサルの言うことをきいて高い建物を作ったら、赤字
になってしまった。そういう可能性もあると思う。今の駐車場の利用時間を拡大して、その
まま駐車場で使うということも一つの選択肢、あるいは駅前であるが駅舎はしっかりと復原
する、しかし、財政が厳しいから3・4・10は作らない。ロータリーは現状維持。財政の
ことを考えるとひとつの選択肢ではないのかと協議会でもしっかりご議論いただきたい。
・ 駅舎の復原が、基本方針を見ても大前提にあると受けとめてよいのか。
・ しっかりと市民の声を受け止めた対応をしていただきたい。
・ 方針案にもっと具体的なものを入れ込んで下さい。森の駅という言葉、2000平米の確保、
とても重要なキーワードです。
・ 全額一財で使うわけではない。都市再生整備計画を作って、まちづくり交付金を充てにして
いくこともあるから、大金がかかっても、立体交差化事業は、まちづくりをしなさい、そし
て交通緩和対策をしていきなさいという、大きな課題としてあるので、市はお金がかかって
も、ここで正念場やっていくべきだと思う
・ まちづくり、お金をかけないでできればベターであるが、どうしてもかかることがある。財
政フレーム等研究しながら、平成26年度までに、鉾先を決めるという言い方でなく、平成
26年度までには、駅周辺の南北道路ぐらいは、3・4・10、西1条、これぐらいは完璧
に立交と同時に上がるような形をお願いしたい。でなければ、まちづくりは前進したとはい
えない。
−5−
第2回協議会資料7
平成19年9月26日(水)
検討する駅周辺区域及び各個別課題
1.駅周辺区域の位置付け
概ね東は都市計画道路3・4・10号線から西は西1条まで、北
は国分寺境から南は東3号線を駅周辺の区域とします。ただし、西側
の区域に接する総研線跡地、側道及び高架下についても必要に応じ検
討をします。
※課題の位置を示します
2,各個別課題
高架下用地、総研線跡地、民間施設用地、尚JR東日本用地を一体的
に整備していくために次の個別課題について検討します。また、事業
化の方針について、地区ごとに土地利用、公共公益施設整備について
駅周辺まちづくり基本方針に沿って検討をします。事業手法に民間活
力を導入するための手怯を検討します。また、地権者及び関係団体と
市が協議を行っていきます。
(1)南北一体化の道路整備について
国立駅南北通路は高架事業により、南北を自由に通行できる通路と
して人々が集い、商業振興につながることが予想されます。
また、南北交通の円滑化を実現するとともに通過交通を誘導し、商
業の活性化を図るために、交通状況を広域的に考慮七、道路を整備し
−1−
ます。
@国立駅南北通路(ラチ外通路)について
管理形態により、高架下以外の用地確保の範囲や利用可能な時間
等が異なるため、慎重に選択することになります。
A案:JR東日本管理
電車の営業時間は自由に通行できることになるが、営業時
間外の通行について、JR東日本はシャッターにより閉鎖す
ることが考えられます。
B案:国立市管理
24時間自由に通行できるが、高架下通路から南北駅前広場
までの間を結ぶ国立市道として用地を確保し、道路認定の上、
国立市が管理することになります。
A都市計画道路3・4・10号線の整備について
局所事業(延長豹70m)は、国立駅東側ガード周辺部分を先
行して拡張する事業で平成21年度に完成する予定であります。
南北の延伸部分については、財政状況により判断し、早期完成
を目指しヽ年次計画を検討します。
B西1条線の整備について
通過交通量を推計し、適切な歩車道断面を決定し、高架事業の
完成と同時に供用できるよう整備計画を検討します。
(2)国立駅前広場の整備について
今回は前広場については、市民が交流でき南北商業地の玄関口の機能を
併せ持つ、緑豊かなゆとりある広場とするため、関係する土地所有者
と協議し整備方法を検討します。また、南口駅前広場には国立市の
シンボルであった三角屋根の旧国立駅舎の復原を目指します。
南北駅前広場の交通体系については、交通体系調査資料等に基づき
関係機関と協議し、安全で円滑な交通勤線を確保するため、適切な整
備を検討します。
−2−
旧国立駅舎(国立市指定文化財)・の復原のための用地規模
A案 :約330u
旧国立駅舎の建物の規模とします。
B案:約700u
東西向は、それぞれ5mの延長線線分の距離をあけます。
C案:約1,1 0 0u
東西方向は、大学通りと同様の44mを確保します。
D案:約2,000u
東右方向は、駅前広場と同様の長さを確保します。
(3)南口公共施設等用地の活用について
土地開発公社が所有している南口公共施設他については、現在、
暫定的に駐車場と自転車駐車場として利用しています。この用地につ
いて、民間活力の導入により・、商業、文化、交流、福祉、学習などに
関する機能や公共サービス機能を複合的に集積することなど、駅周辺
の付加価値を高めるための活用を検討します。
そのために、総研線跡地、民間施設用地、JR東日本用地を一体的
に整備することを目指して、用途地域変更等を視野に入れ、関係する
土地所有者と協議し、用地の活用を検討します。
A案:南口公共施設等用地、高架下及び総研線跡地の一体活用をJ
R東日本と共に協議して進めます。
B案:土地開発公社から用地を買戻し、南口公共施設等用地、民間
施設用地及びJR東日本用地をー体的に活用するために、民
間|活力を導入した整備を図ります。
C案:南口公共施設等用地、民間施設用地及びJR東日本用地を一
体的に整備するために、敷地整序型土埃区画整理事業の手法
により用地を交換して、国立駅南口に国立市の用地を確保し、
旧国立駅舎を復原するための用地を確保します。
D案:国立駅前広場を確保するために、JR東日本と用地を交換し、
その一部を旧国立駅舎を復原するための用地とします。
−3−
(4)高架下の活用について
高架下は、国立駅舎により 東し側と西側に区分されるが、駅機能等
を除いた高架下面積の15%(約2.700u)はヽ国立市が公租公
課相当額分として使用することができます。活用方法にっいては、市
民要望の商い公共施設や商業施設などを市民アンケート調査に基づき
検討します。 、
なお、自転車駐車場の確保については・、中央線沿線。6市が連携して、
JR東口本に協力を要望しています。高架下に設置する自転車駐車場
の収容台数は、現状の有料及び無料自転車-駐車場の合計収容台数と同
数の自転車約10、000台、バイク約310台を確保することを目
指し検討します。
また、西側改札口の設置については、今後の南口公共施設等用地や
高架下の活用計画により、その必要性を調査し検討します。
(5)総研線跡地の活用と側道の整備について
総研線跡地は、国立駅北側の高架橋に沿った幅約5mの用地と現在
暫定釣に利用している自転車駐車場の用地から成り、高架橋沿いの用
地は縁豊かな歩行者通路としての活用をJR東日本と協議し、検討し
ます。なお、自転車駐車場の暫定利用箇所は、縁道として整備します。
中央線北側の側道は、中央線連続立体交差事業の中で整備されるた
め、必要に応じて協議会で検討します。
第2回協議会資料bW
平成19年9月26日(水)
作業部会の進め方について(案)
作業部会は、高架下用地、総研線跡地、民間施設用地、JR東日本用地
を一体的に駅周辺まちづくりの整備計画を見据えた中、個別課題を効率的に協議、
検討していくため、協議会の中に設置します。開催スケジュール案は、別紙のとお
り5回開催する予定です。ただし、必要に応じて開催回数の変更の可能性もありま
すブ
@作業部会の構成(案)
協議会委員の中から、6〜7名を考えています。参加希望者を募ります。
座長は、選出された作業部会のメンバーの中で、推薦で決定していただきます。
A作業部会はどのような作業を行い、何を決めるのか。
各個別課題の事業手法案について、高架下用地、総研線跡地、民間施設用地、
JR東日本用地を一体的に駅周辺まちづくりの整備計画を見据え、基本方針に沿っ
た実効性のある手法を協議、確認し、まとめていきます。協議、確認するための資
料は、事務局から提案します。 ヽ
基本的には、1つの案にまとめていきますが、複数案の場合は、協議会でまと
めていきます。
B今後提出する資料 。
検討するための資料は、次のとおりです。
・関係する土地等の資料
・交通体系調査
・市民アンケート調査
・財政フレーム
・具体的な規模や整備内容
・民話導入に関する資料
C関係機関との協議、意見交換の場の設定
関係する地権者・関係団体・東京都・高架下の関係機関・市の関係部署との協
議や意見交換を、随時要請していきます。
、 第2回協議会資料bX
平成19年9月26日(水)
国立駅周辺まちづくり推進協議会のズケジュール(案)
○第1回協議会 平成19年8月20日(月)(開催済)
・会長及び副会長の道出
・今後の道め方について
○第2回協議会 平成19年9月26日(水)
・基本方針について
・今後の道め方について
(検討する駅周道区域及び課題について、作業部会の道め方について、
スケジュールの確認について)
○第1回作業部会平成19年10月下旬
市のまちづくりの基本理念とこれまでの経過を踏まえた上で、基本計画作成に
関わる基本指標(上位計画との位置付け、広域的な特性、高架による影響の圏域
個別課題の整理・検討
・優先すべき課題の検討を行う
・南北一体化の道路整備・国立駅前広場の整備・南口公共施設等用地の活用
・高架下の活用・総研線跡地の活用と側道の整備・財政フレームとの整合
○第2回作業部会 平成19年11月上旬
個別課題の検討
・南北一体化の道路整備・国立駅前広場の整備・南口公共施設等用地の活用
・高架下の活用・総研線跡地の活用と側道の整備・財政フレームとの整合
○第3回作業部会 平成19年11月中旬
個別課題の検討
・南北一体化の道路整備・国立駅前広場の整備・南口公共施設等用地の活用
・高架下の活用・総研線跡地の活用と側道の整備・財政フレームとの整合
○第3回協議会 平成19年11月下旬
作業部会での提案を受けた個別課題の協議・検討及びまちづくり基本方針、基
本指標との整合の確認、検討をする。
−1−
○第4回作業部会 平成19年12月上旬
協議会での協議・検討結果のフィードバック。
個別課題の検討
・南北一体化の道路整備・国立駅前広場の整備・南口公共施設等用地の活用
・高架下の活用・総研線跡地の活用と側道の整備・財政フレームとの整合
☆平成19年12月 議会に経過報告
○第5回作業部会 平成19年12月下旬
個別課題のまとめ
・南北一体化の道路整備・国立駅前広場の整備・南口公共施設等用地の活用
・高架下の活用・総研線跡地の活用と側道の整備・財政フレームとの整合
○第4回協議会 平成20年1月中旬
基本計画案の提示、とりまとめ
☆平成20年1月下旬 市民説明会(6地区程度)
○第5回協議会 平成20年2月上旬
基本計画案のとりまとめ(フィードバック)
☆平成20年3月 議会報告
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