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下記の通り、デンマークから一時帰国されている丹下吟子(たんげれいこ)さんを迎えて、「(仮題)デンマークからみた日本の教育と福祉について」という題の講演会を開催するとともに、日本の教育、福祉問題についての討論会を行いたいと思います。
丹下吟子さんは、デンマークの公認通訳として、社会福祉、教育、環境、建築、デザインなどについて、日本からの技術研修、視察などをコーディネートしたり、雑誌やテレビの通訳もつとめていらっしゃいます。 日頃から日本からの研究者や政治家たちの視察や研修に立ち会われて、デンマークの福祉や教育制度を理解せずに、都合のいいところだけをつまみ食いしているとの疑問を常々から持っていたそうです。 このたび、丹下さんのお母さんが倒れられて帰国。 日本の医療・介護制度のあり方に大きな不満と不安を感じたそうです。 教育の現場では、学級崩壊が話題に上らない日がないくらいに、危機的な状況を迎えています。 そして、地方への権限の移転が叫ばれる中で介護保険制度が始まりましたが、地域福祉という考え方からは、ほど遠いというのが現状です。 こうした状況を克服したといわれるデンマークの事情を報告していただくとともに、私たちの地域でどうしたらいいのか、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。 是非、参加下さいますようにお願いいたします。 |
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丹下吟子さんのプロフィール
大分県生まれ。 デンマーク国立工芸美術大学卒業。 染色家であると同時にデンマークの公認通訳として活躍中。 デンマーク在住29 年、コペンハーゲンから120キロ離れたコソア市に、ソーシャルアドバイザーのデンマーク人のご主人と居住。 一男一女の母でもある。 |
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