デンマークのホイスコーレは夏に主として社会人相手の１週間から数週間のショートコースをします。今回リュ・ホイスコーレでは協会との交流から日本とのつながりを重視し、デンマーク人相手に「日本学コース」を組むことになりました。最初の2週間は、デンマークで日本のことを学んだあと、10日間日本に実際に来てみて、セミナーや見学やホームステイなどをして、生の日本を体験してみようというものです。

　日本でのプログラム設定は全面的に協会に任され、施設やスタッフをもたない協会としては、熊本県の清和村と子どもの文化学校（九州沖縄子ども劇場連絡協議会）に協力をお願いし、セミナーを実施する予定です。

ボランティアとホストファミリーと通訳を募集！
　日本人は参加できませんが、デンマークから来る人たちと交流したいという希望をもつ人は多いことでしょう。そういう人たちには、セミナーのボランティアとホストファミリーにぜひなっていただきたいと思います。

　セミナー・ボランティア
　9月20日から26日までのセミナーで、いろいろアシスタントが必要です。全部の日程ではなく出れる日で結構ですが、なるべく連続した日程でお手伝いできる人を求めています。できれば英語でカタコトでも話せる方。期間中は子どもの文化学校に宿泊します（要シュラフ）。食事等は予算を検討しないとわかりませんが、一部自己負担になると思います。自分の車で清和まで来れる方なら大歓迎ですが、車がなくてもかまいません。ただし清和までの交通費も自己負担になります。

　あまりいい条件ではありませんが、それでもいいという方、ぜひお手伝いをお願いします。条件からすると若者が向いてますが、年齢制限はとくにありません。

　ホストファミリー
　9月27日夜から30日朝まで、デンマーク人を1人ないし2人（夫婦、カップルの場合）ホームステイさせてくれる方を募集します。地域は九州から関西、中部、関東までです。

　これは日本人の日常の生活を体験し、普段着の交流を目的としてさなれるものです。デンマーク人たちをゲストにデンマークの福祉や教育のことを聞く講演会を開くといった形よりも、いっしょに何かをして、日本での生活を味わっていただくというスタイルを希望します。参加するデンマーク人たちは千差万別で福祉、教育関係者とはかぎりません。おそらく日本経済に関心があるビジネスマンか陶芸などの日本文化に関心ある人たちではないかと予想されます。

　滞在の費用などはホストファミリー持ちでお願いします。デンマーク人たちは物価の高い日本での今回のセミナーに多額の費用を払うことになり、主たる目的は日常を知るということでも、高い経費を少しでも補うためにホームステイを選んだというもう一つのやむをえない理由もあります。
　

　通訳
　9月20日から26日まで、講義と解説のための通訳を募集します。適任者がいなくて困っています。英語でけっこうです。ネイティヴではありませんので、パーフェクトな英語力は要求いたしません。ただ内容が多岐にわたるので、語彙力のある方が望ましです。報酬はあまり出せないのですが、一日あたり2〜3万円程度を予定しています。一種のボランティアとお考え下さい。滞在費は負担します。

　詳細は協会事務局までお問い合わせ下さい。