もんじゅ、プルサーマルが破綻した今、六ヶ所村再処理工場の意味は! 脱原発九州住民合宿へのお誘い 深江 守(脱原発ネットワーク九州) |
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唐津市に原野さんという自然エネルギーを開発していくことを自らのポリシーとして実践されている方がおられます。太陽光に小水力、風力発電までデンマークから中古を購入し、自分で建てようとしています。出力150kW、大型化の進む風力発電業界ですが、いかにも市民向きな気はします。風車本体、輸送費、設置費など込みで1000万円とか。『えっ、そんな値段でほんとに風車が建つの』というのが皆さんからの意見です。最初、私も、なんで風車に中古が出るのか不思議だったのですが、ヨーロッパでも風車の大型化が進んでいて、出力の小さな風車は大きいものに取替られているそうです。
なるほど、それで中古の風車が日本にくるわけだ。 さて、150kWクラスの中古の風車を九州の市民運動として購入し、経済的にも自立できる運動としてやって行けるでしょうか。経済的な効率の問題や、風車自体のメンテナンスの問題などを十分に考慮しながら、可能性を検討していきたいと思っています また、合宿には、青森県六ヶ所村で15年間にわたって六ヶ所村の人々の生活を、ありのままの姿を撮り続けて来た島田恵さんからが参加され、九州での「島田恵写真展・六ヶ所村・核の遺産とひとびと」写真展についての提案が、具体的な日程などの調整等、本人が提案します。 福井、福島、新潟で拒否されたプルサーマルは、とりあえず1年間は止まり、電力側の巻き返しが始まると思います。政府部内では関係省庁が集まりプルサーマル連絡協議会を設置しました。電事連も各電力の社長を委員長とするプルサーマル推進会議を設置しています。今後、後発組みの中部電力や九州電力が動き出してくる可能性もあります。鎌田社長は、地元への事前了解願いを行うために、再度の「閣議決定」というお墨付きを要求しています。プルサーマルとはまさに核のゴミ問題であり、原発が運転を続けて行くためのキーワードです。 プルサーマルの巻き返し阻止、使用済み核燃料(核のゴミ)搬入/搬出阻止、使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設反対、核のゴミをどうするのかという国民規模の議論を巻き起こし、その結果として六ヶ所村再処理工場を止めるという目標にたどり着きたいものです。時間はそれほどありませんが。 |
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