オウリュトミー福岡公演
2001年11月11日(日)
17:00開場/17:30開演
メルバルクホールFUKUOKA
福岡市中央区薬院4-14-52 092-525-0771


入場料:前売A4,500円(自由) B3,000円(2陪席一部112席)
当日A5,000円(自由)/託児あり(要予約・締切り11/9)

※就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。
※託児お問合せ:ロードス(江藤)TEL&FAX092-866-1098

お申込み:ロードス(岡本)TEL&FAX092-565-8232
郵便振替:01740-4-45613ロードスe.k.e.チケット(ローソンチケットでも取扱い)
※振替用紙通信欄に券の種類と枚数をご記入のうえ、郵便振替でご入金ください。

ホームページ:http://www.else2001.org/
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プログラム組曲
「展覧会の絵」全曲 M.P.ムソルグスキー
ピアノソナタ「熱情」f-monop.57 LV.ベートーベン
ヴァイオリンとハープのための超技巧的変奏曲 N.パガニーニ
「ファウスト1」より''大天使の合唱" J.W.V.ゲーテ
箴言 R・シュタイナーほか

出演者
ミヒャエル・レーバー  総監督
エルゼ・クリンク・アンサンブル オイリュトミー
田原眞樹子 特別出演
ウルスラ・ホリガー ハープ
コー・ガブリエル・カメダ ヴァイオリン
ローレンツ・パッツラフ ピアノ
リュディガー・フィッシャー・ドルプ 朗唱


★ワークショップ:2001年11月12日(月)桧原こひつじ幼稚園福岡市南区桧原2-40-1
講師:エルゼ・クリンク・アンサンフルメンバー
初心者クラス 13:00-14:50 定員30名 
受講料3,500円
経験者クラス 15:10-17:00 定員30名 
受講料3,500円
お申込み:ロードス(八木)TEL&FAX092-562-5819
申込み受付開始:2001年9月10日(月)より
※お申込みはなるべくFAXでお願いします。お申込み後、受講料の振込先をお知らせいたします。


お問合せ・主催/ロードス(代表:田原眞樹子TEL&FAX092-804-6421)
後援/福岡市、(財)福岡市文化芸術振興財団、(財)福岡市文化芸術振興財団助成、西日本新聞社

 オイリュトミーは、ルドルフ・シュタイナーの示唆によりて創出された新しい身体芸術です。人間の魂のうちに体験される、言葉、音楽、色などの内なる身振りや法則性を、オイリュトミーは人間という楽器を通して目に見えるものへともたらします。"目に見える音楽"、"目に見える言葉"'と呼ばれるオイリュトミーは、舞台芸術として上演されるほか、教育やセラピーなどにも応用されており、シュタイナー幼稚園や学校では必修科目として取り入れられています。
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 アンサンブルの母体であるシュトゥットガルト・オイリュトミー校は、オイリュトミーの教育機関として、芸術の諸分野を一堂に会し自由な交流を促進する場を提供するという理念のもと、1924年にR・シュタイナーによって設立されました。その校長を長きにわたって務めたのが、オイリュトミーという芸術を世界中に知らしめるため多大な貢献を行った、故エルゼ・クリンク女史です。その遺志を引き継ぐ意味を込め女史の名を冠したアンサンブルは、世界屈指のオイリュトミー舞台グループとして各国で公演活動を続けています。
 福岡公演では、同校出身のオイリュトミストである田原眞樹子(福岡在住)が特別出演いたします。

高橋弘子(那須みふじ幼稚園)

 今回の日本公演には、3つの楽しみがある。まず、伴奏者としての音楽家がすばらしい。気鋭のヴァイオリニスト、ガブリエル・コー・カメダがいる。日本人の医師を父に持つこの若手ヴァイオリニストの音楽性はあまりにも繊細で、透明で、限りなく美しい。現在20才の若きピアニスト、ローレンツ・パッツラフは、シュトウットガルト・シュタイナー学校の学生であるが、すでに数々の音楽文化賞を受け、ソリストとしても、著名なオーケストラの伴奏者としても高名を馳せている。そして、なんと言っても楽しみなのは、世界的ハープ奏者ウルスラ・ホリガーである。彼女は、ソリストとして世界中で活躍し、ベルリンフィル、ウィーンフィルなどとも協演している。
 2つめの楽しみ、それはペーター・ジャクソンによる照明である。ゲーテの色彩論を基調にした彼の照明から、あるときは山川草木自然の色の世界が、そしてあるときは虹の世界が舞台の上に織りなされる。
 そして3つめの楽しみは、ミヒャエル・レーバーを中心とした11名による大編成のアンサンブルだ。音が満たし色があふれる舞台の上に、フォルムとダイナミズムによる生命が注ぎ込まれる。このすばらしいエルゼ・クリンク・アンサンブルの舞台を日本で味わえる幸せを喜びたい。