橋爪健郎退官記念講演の案内
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川内市(現薩摩川内市)上野に建てられた手作り風車発電
橋爪健郎先生は、鹿児島大学理学部助手でありながら、川内原発の計画段階から一貫して原発に対する強い反対の姿勢を保ってこられました。先生の30年余に上る断固とした行動は、川内現地の人々から厚い信頼をかちえ、全国の運動関係関係者からも「鹿児島に橋爪あり」と、希望の星となっておられました。大学の授業においては、あらゆる妥協を排した現代社会の暗部を照射する誠実な授業で、多くの学生に示唆を与えてこられました。 何よりも特筆すべきは、原発廃絶への具体的な行動と共に、放射能の呪縛から人類を解き放つためのもう一つのエネルギー、あるいは生き方の提起です。1978年、川内原発予定地を見下ろす上野集落の高台に発電用の風車を建設されたのは歴史的な事件でした。 その橋爪健郎先生が、2008年3月をもって定年退官されることになりました。一抹の寂しさもありますが、何より、これからのご活躍を祈念するために、表記の記念講義を計画するに至りました。
「橋爪健郎先生退官記念講義を聴く会」発起人一同 演題:「改めて原発を問う」 |
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