おばかでSHOW

◎くるくるワン

2003年5月26日、つまり昨日。
宮城県気仙沼沖を震源とする地震(三陸南地震)があった。
東京でもかなり揺れた、らしい。
「らしい」というのは、僕が日本にいなかったから、
じゃない。
関西や九州といった国内の遠隔地にいたから、
でもない。
その時間、僕はたしかに事務所にいた。
ただ単に
気がつかなかっただけのことだ。
その時、
ウチのコピーライターが驚いて
僕に話しかけたのに僕は無視した、
らしい。
まわりの反応からすると、
昨日の地震に気がつかないなんて
「どうかしてる」???
らしい。
まさにアンビリーバブル!な鈍感さに
我ながら驚いた。
と殊勝さをよそおいつつも、
心の中にはまだ
おいおい、ホントにそんなに揺れたのかぁ!?
と疑いを捨てきれない自分がいる。
が、まぁ、ここは、
とりあえず
まわりの話を信じるとしよう、
心が広い僕としては。
で、
本当にかなり揺れたとしたらだ、
僕はなんて幸せな人なんだろう。
だって、
今後もし東京が壊滅するような大地震が起きたとしても、
人よりかなり
少ない
恐怖感ですむだろうし、
いきなり倒壊した建物の下敷きになって
即死でもしようものなら
最後まで
恐怖を感じないですむかもしれない。
しかも、
うまくしたら、
『鈍感さんいらっしゃ〜い』
なんていう番組ができて、
かつお節が
乗った
白いギターがもらえるかもしれない。
たったいま、
昨日の地震で「ケガ人が百人を越えた」と
ラジオが言っている。
ケガした方には心からお見舞い申し上げるけど、
今回一番

傷ついたのは実は僕かもしれないなぁ・・・
おばかで御免。
(おばか82℃)