156DIARY
9491km〜10570km(2000年4月12日〜5月25日)

●2000年4月12日(水)走行距離9491km
とりあえず“三日坊主”にならないメドがついたから書くけど、約2週間前からフィットネス・クラブに行ってる。これまで散々体に悪いことばかりしてきて、“今さら”の感がナキニシモだけど、まぁ気は心ってなもんで。しかも、だからって酒も煙草もやめたわけじゃないところがナンダカナ〜(・・;)でしょ。夜はいろいろあるんで(??)、行くのはもっぱら朝。寝ぼすけのKANTAが決死の思いながらも起きられるのは、払ったお金がもったいないから。悲しいかな、それ以外の何者でもない。んでも、最初の何回かはメチャメチャきつかった。朝起きるのもそうだけど、ジムした後のカラダの疲れが大きくて1日中眠いの眠くないのって!!だいたい1日置きぐらいのペースだから実はまだ10回も行ってないんだけど、それでもここんとこ“チョイ慣れ”って感じなのであった。ジムには、朝にもかかわらず「ナゼニそこまで?!」的なハードワークをこなしてる人が(予想通り)いたりする。まぁKANTAの場合、日頃から運動などしてない上に、昔のブルーワーカーの雑誌広告にあった“使用前イラスト”みたいなカラダなわけで、端から別次元なのは当たり前。でも、どんなに続けたとしても、大学の体育会で経験したトレーニングをはるかに超越するほどの、あそこまでのハードワークは無理!死んじゃう。そこまでするほどの目的もないし、ストイックな資質もない。ついでに言えば、余分な贅肉がたいしてない代わりに余分なお金もぜんぜんない。芸術家肌の繊細なハートもなければ博打打ち肌の大胆なアクションもない。ノック前大阪府知事のような愛人もなければ違反切符をもみ消してもらうコネもない。・・・あれっ??いまの「ない」を、多少なりとも確実に「ある」に変えられるのって、ひょっとして筋肉ぐらい???(*O*)

●2000年4月21日(金)走行距離9527km
ここ1週間、また風邪を引いたりしてるヒマな奴なのであった。とゆうわけで、ここんとこの楽しい話題といえば、先週土曜日の“四谷飲み会オフ”と昨夜の“仕事がらみのハシゴ酒”ぐらい。んが、酒飲み話はあまりにも毎度のことなんでヤメ。でもでも、だからっていって最近ほかに大した話題もないんでヒッジョーに困ったちゃんなのであった。で、なんで話題のひとつもないのか考えてみたわけ。本読んでない。テレビ見てない。ドライブしてない。風邪っぴきでジム行ってない。レジャーなんぞは言葉にすらしていない。・・・話題があるわけない。そりゃあさぁ、選挙しか頭にない程度が低い国会答弁のこととか、理性が見えないセクハラ&オタク系犯罪のこととか、鉄砲伝来以来といわれる??種子島の大騒動(いわずとしれたキムタク&静香バカンス)とか、私的なことにこだわらなきゃ題材はあるわさ。でもナニ話題にするにしても、批判の言葉でお腹一杯、胸焼けしそうなんだもん。どうもそんな気分じゃないのよねぇ〜きょうは。早い話が、“問題は今日の雨。傘がない”の井上陽水気分。かといって、昔の話題もなぁ・・・残り少ない財産をさらに食いつぶすようなもんだし。えっ?そんなんだったら更新なんかするんじゃねえ!って??う〜ん、ごもっとも。こんなツナギの更新を見るために電話代無駄にしちゃった皆様方、ほんにスマンコッテ!!毎日コンスタントに更新してるHPをたまに見るけど、いんやぁスンゴイことだよね。“あの人の回りにはいつも楽しい話題が渦巻いてる”なぁ〜んていわれるようになるにはどうしたらいんだんべ??・・・(←考えようとしてすぐやめた一瞬の間)。まっ、とりあえず、帰って、メシ食って、クソして、ネルか(・・;)

●2000年5月1日(月)走行距離9852km
というわけで、昨日、「朝箱」に寄らせていただいたわけです。しっかしまぁ、GW中の箱根に朝の6:30〜という過酷な条件にもかかわらず、なんであんなにすんごい台数が集まっちまうんでしょ?実際に何台来たのかは知らないけど、GTVいっぱい、155いっぱい、156そこそこ、75ちらほら、その他ちょびちょびってなところ。えっ?全然わからないって??そりゃ何たって初参加だし、台数に圧倒されたし、眠いし、空気はいいし、けーいちさんのデッキチェアってばラクチンだし、けーいちさんの珈琲うまいし、いつの間にかすっかりリゾートモードにはまっちゃったわけで・・・まぁ、40台か、50台か、もうちょっと多いか、そんなもんよ、そんなもん。でもでも、イッチャン楽しかったのは、いつものみんなで峠を下ってくとき。やっぱさぁ、走ってナンボよね、アルファなんだから。一昨日、ちょっと多めだった空気圧を減らしたのは正解だったかも。その分?タイヤけっこう鳴いてたけど、突き上げが確実に少なくなって走りやすかったもん。←もし、理屈に合わないこと言ってたら笑って許して(・・;)!帰りの東名もこれまたグー。6速にはついに入れなかったけど、仲間とのじゃれあいながらのバトルごっこはハッピーハッピー。バイクでの“ごっこ”も燃えるけど、(仲間同士とかじゃない場合は特に)恐怖感大っきいわけよ。昔、関越でバイク走らせてて知らないポルシェ911と“ごっこ”したときのこと。200upで「もしコケたら」って考えちゃった途端、恐怖感がサーッと全身をかけ抜けた。バイク同士だとさらによくない。横浜から都内に向けて一般道で知らないバイクと“ごっこ”したときも・・・う〜ん、今思いだしてもゾッとするのであった。和やかに笑いながら走れる今回のようなのが一番よね、やっぱ。だいたいテクニックなんかまるっきしないわけで。単に無謀なだけだった昔は頭の中身もノーテクニックだったっつーわけね(;o;)オバカ。

●2000年5月8日(月)走行距離10323km
やっと、ほんとうにやっと、走行距離とHPのアクセスカウンターの両方ともが10,000を突破。どちらが早かったのかはわからないけど、同じ日か、せいぜい1日ちがいぐらい。いずれにしても、GW中での小さなトピックスなのであった。ところで、暖かくなってくると、毎度のことだけど、バイクが恋しくなる。1人遊びが上手くないKANTAが、唯一?楽しめる1人遊びかもしれない。が、一昨年の秋にスズキの不人気車GSX400Fを業者の方に引き取ってもらって以来、バイクには乗っていない。なぜ引き取ってもらっちゃったかというと、夏に何度かしか乗らなくなっていたバイクの車検代(ショップ依頼で10万円前後)が惜しくなったから。で、無くなったら無くなったで、無性に乗りたくなるのが心理っつーもの。じゃ、何でそんなに恋しくなるのかっつーと、そこに普段味わえない類いの緊張感と爽快感があるから。んが、当然いいことばっかとは限らない。イッチャンまずいのは、バイクに乗ると強気方向に人格が変貌しちゃうこと。前回のDiaryで書いた“ごっこ”以外にも、我ながら「ナニ考えてんだか・・・」ってな“事件”に何度か遭遇した。なかでも印象に残ってるのが「虎ノ門右折事件」。とある土曜日、KANTAは虎の門交差点の右折ラインで信号待ちしていた。こっちは右折なんだから、対向の直進車両が優先なのは当然のこと。が、その時KANTAはなぜか直進車両よりも自分の方が先に曲がることに何の疑問も感じていなかった。事実、対向の直進先頭車両がクルマの場合、ダッシュの利くバイクは問題なく先に曲がれるわけで・・・。仕事の打ちあわせ時間に遅れ気味だったのも“思い込み”に影響したと思う。信号が青に変わった途端、KANTAはろくに前も見ないでアクセル・オン!そこに、なんと、対向車のにいたバイクがまっすぐに突っ込んできたのであった。どちらのバイクも走りだしたばかりでスピードが出てなかったのが不幸中の幸い。お互いに目一杯回避して、わずかな接触にとどまった。が、もちろん派手にコケる、交差点のど真ん中で。人格を疑わざるを得ない「問題」はそれからのこと。気持ちが昂ぶっていたKANTAは、交差点の真ん中に転がってる自分のバイクも、道の端っこに停められた相手のバイクもそのままにして、真っ先に交差点の角の交番に駆け込んでいた。んで、交番の電話を借りて打ちあわせ先に連絡なんかしていたのであったその時、電話してるKANTAの目に映ったのは、相手のバイクの方がふたりで(2台でつるんで走っていたようだ)KANTAのバイクを起こそうとしている姿・・・。にもかかわらず、その時もまだ、自分が悪いということに気づいていないバカ。気が動転していたのかもしれない、というか、せめてそう思わないと情けなさ過ぎる。交番で相手の方と話し合ってる時もまだダメ。最初から示談を前提にしていたので、警官も明確にどっちが悪いとは言ってくれない。KANTAがやっと冷静さを取り戻し、「あれ?なんか変だぞ・・・??」と思いはじめたのは、なんとかエンジンがかかったバイクでとろとろとショップに向かう途中のこと。ショップのいつものお兄ちゃんに事の一部始終を説明すると、当然、「どう考えてもあんたが悪い!」のお言葉。・・・ひどい!我ながらほんとーにひどすぎる!!それからすぐに相手の方に電話したのは言うまでもない、お詫びの言葉を伝えるために。「本当に申し訳ありません、10,000%アタシが悪うございました。」んにしても、交番でも、電話でも、一言もKANTAのことを責めなかった相手の方には頭が下がりますです、ほんなごつ。あれから10数年の年月が経ったけど、いまでも恥ずかしい思い出として脳裏に深〜く刻み込まれているのであった。バイク・・・やっぱ乗らないほうがいいかもね。あの頃からそうそう精神的に成長してるとは思えないし・・・ハァー(ため息)。

●2000年5月18日(木)走行距離10415km
例の森首相の「日本は天皇を中心とする神の国」発言にはいやはやオドロキマシタネェ〜!青木官房長官の“首相臨時代理依頼”ウソ発言〔=死人に口なし作戦〕といい、まったくもって小学生以下の言動オンパレードで、国家政治もグローバリゼーションも先進国も人間性もなにもあったもんじゃないやね。今回ばかりは怒りを通り越して、ただただ情けない思いでお腹一杯でございます。そんな政治ネタ(ゴシップネタ)満載の昨日の新聞の中でひときわ異彩を放っていたのが、コロンビアの爆弾強盗事件。これは、民家に押し入った強盗がそこにいた女性の首に爆弾を張り付けて〔たしか“張り付けて”だったと思う〕逃げたっつーもの。爆弾処理班が駆けつけたが力及ばず、当の女性と爆弾処理スタッフ1名が吹っ飛ばされて亡くなったらしい。コロンビアっていやぁ世界にコカインをばらまく麻薬組織が有名だけど、何が起こっても不思議じゃないやばいイメージは伊達じゃなかったわけ。んにしても、いきなり首に爆弾よ!なんか、要求した金が奪えなかっただかみたいなことらしいけど、カエルの破裂じゃないんだからさぁ・・・人の命なんかな〜んとも思ってないんだろうね。蓼科での「Alfa Romeo Day」に参加しなかったこともあって、今回もクルマネタなし(・・;)。しっかしさぁ、相変わらずの能無し利権政治と出口の見えない不景気&高失業率、んでそこにきての連続発生“17歳事件”・・・ねぇ、ねぇ、実は日本も、何が起こっても不思議じゃないコロンビア化してきてない??

●2000年5月25日(木)走行距離10570km
この前の日曜の夕方、ヒッサシブリにお台場に行ったのであった。そのお台場で今?話題のヴィーナスフォートの2Fにあるのが、「ヒストリーガレージ」。いんやぁ、ココってばけっこう遊べます。メッサーシュミットから、ジュリア・スパイダー、インパラ、トヨタ2000GTまでいろんな(雑多なともいう)Q車が勢ぞろい。そのうえ、クルマ関係の書籍類、ミニカー、その他小物類も売っちゃってたりしてタノシー!さらに、時間帯によっては、なんとかっていうレストランの中からレストア作業まで見られちゃうらしい。お台場に対してはこれまで、「若者」、「カップル」、「ボードウォーク」、「大渋滞」ぐらいのイメージしかなかったけど、なんのなんの、捨てたもんじゃあありません。んで、物欲が極めて希薄なKANTAが勢い余って買ってきたのが、アルファのご本マグネット、イタリア印の携帯ストラップの三点セット(つってもセットで売ってるわけじゃあありませんclick!)。・・・われながら、ナンダカナ〜・・・ほとんどバカ丸出しのオノボリさん気分なのであった。ちなみに、そこは入場料無料な上に写真撮影もOK!今回はカメラ持参じゃなかったんで撮ってこれなかったけど、次んときはぜひ!と固く心に誓ったKANTAさん。数打ちゃ(楽しいことに)当たる!“書を捨てて街へ出よう”的なウキャキャな数時間でありました。

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