156DIARY
4200km〜5044km(1999年8月24日〜9月13日)

●1999年8月24日(火)走行距離4200km
そういえば、アルファロメオ全車に標準装備の「ラジオ+カセット」が、7月出荷分から
「ラジオ+CD」になったってホント?BM買ったときも半年後かなんかに可変バルブがいきなり付いて悔しい思いしたけど、その時ほどじゃあないにしても今回もちょっぴり悔しかったりするのであった。きょうはそんだけ。さっ、仕事、仕事!

●1999年8月25日(水)走行距離4227km
きょうの朝、それはそれは美しい丸目の
117クーペを見た。新車と見間違えんばかりのそのオレンジ・ボディに、運転していることも忘れてしばし見とれてしまった。僕の156の脇を右折車線へとすり抜けて行く姿を目で追ってふと見ると、運転しているのはキリッとしたお顔立ちの若い女性!カッコよすぎるぅ〜〜!!Q車なりのさまざまな代償を払ってそのカッコよさを手に入れてると思うと、僕なんかとはクルマへの気合がテンデちがうのであった。背負い投げ、いっぽ〜ん!・・・まいりました。

●1999年8月30日(月)走行距離4355km
きのう、GSに行ったら、ガソリンがオーバーフローで車体下からザーッと流れ落ちるのを目撃。こんなの初めて!ガソリン入れた人と別の人が、回ったメーターの分をそのまま言ってきたので、「この何割かはあふれ出た分でしょ」と思わずイヤミが出てしまった。う〜ん、
けっこうヤな奴かも知れない俺って。兄ちゃんあせって「えっ、こぼれました?どこにもアトないと思いますけど・・・?」僕が、こぼれ落ちた場所に行って指と鼻で確認してたの、最低1人は知ってるはずざんしょ。カチンときた僕がもう一度その場所に行って指差すと、「あっ、スイマセン、じゃあその分ひきます」。前回入れてからの走行距離から見て、あふれたのは、たぶん2リットルぐらい。それほど多くはないし、はっきりした量もわからないんだから、金額を引いてほしいわけじゃない。実際、引かないでもらったしね。僕が伝えたかったのは、“こっちから言う前にひとことあったっていいんじゃない?!”ということ。いっつもそこで入れてるのに、全員と顔見知り(親しいわけじゃないけど)なのに・・・。はらたつやら、かなしいやら、情けないやら・・・。この不景気なご時世に、そんなに商売なめてて大丈夫?

●1999年9月1日(水)走行距離4410km
きょう、友人のお見舞いに東大病院に行ってきました。行ってビックリ!広い、古い、わかりづらい、見事に3拍子そろってました。とにかく、たどり着くまでが一苦労。クルマで行ったのが悪いのか、夕方過ぎで暗かったせいなのか、道路に案内表示がどこにも見当たらない。東大(赤門)の場所は知っていたので、難なく行けると思いきや、広〜い東大の敷地の回りを走ってもぜんぜん病院の入口がわからない。間違って入った東大のキャンパス内で女子学生(とても感じがいい子だった)に聞き、公衆便所の前に止まってたタクシーの運転手さんに聞き(すんごく親切。自信がないのか、すぐ近くのはずなのに地図を広げて教えてくれた)、迷い込んだ路地で向こうから歩いてきたロマンスグレーの品のいいおじさま(いかにも教授風)に聞いた末にやっと到着。そのわかりづらさは、断じて僕の方向音痴のせいではない。不親切以外の何者でもないんだな、これが。言い換えれば、そこには、“来たければ勝手に来れば”的な権威主義の臭いがプンプン漂っていたのであった。でもでも、でっかいリアスポイラーをつけた156ROSSOは、そんなお偉い世界のことなどどこ吹く風!“我が道を行っちゃうもんねぇ”ってなぐあいのカッコよさ、一層引き立つの巻でした。

●1999年9月8日(水)走行距離4648km
行こう行こうと思ってたアレーゼにようやく行けた。基本的には、エンジンオイルとエレメントの交換なんだけど、懸案の「オイル漏れ疑惑」とか「エアコン・コンプレッサーバイブレーション問題」とか「ブレーキ・マスターシリンダエア噛み不信」(青忍さん感謝!)とかもあったんで、クルマお預け。ホントは、サービスの人とひざ付き合わせて?疑問をぶつけたかったんだけど、入庫車があふれてると電話で聞いてたので、本日はとりあえずご遠慮。僕が行ってるアレーゼは、親会社が他の外車の並行輸入もやっててサービス業務が共通。それに加えて、入庫が多い時期(営業の方いわく“お盆開けで入庫が重なった”)ということで、そこそこ広い駐車場が
“クルマおしくらまんじゅう状態”でありました。きょう応対してくれたのはいつもとちがう営業さんだったんだけど、一通りクルマの状態を説明したあと、お約束の?販売状況調査。「最近でてます?156」「AT出たのはいいんですけど、逆にいま、マニュアルが入ってこなくて。ウチの在庫も1台だけなんですよ。なんか、ATのほうを積極的に売ろうとしてるらしくて(フィアット・オート・ジャパンが?)」とのこと。いまマニュアルを新規にオーダーしても半年だか10ヶ月だか待ち!で、商談がなかなか進まないらしい。なんともお気の毒なのであった!でもでもでもさぁ、「セレスピードのシフトアップとか、やっぱタイムラグあるらしいじゃない?」「・・・ダウンの時はないんですけどねぇ」アルファ買おうっちゅう人の多くは、音と走りとデザイン重視よね、きっと。ならば、ちょおっとなんとかしなきゃまずいんでねえかい、そのタイムラグって奴は。その代わりと言っちゃあなんだけど、装備の豪華さとか居住性の細けぇところは、うんぬん言わねぇでしょ、皆さん。ほら、そういうとこ気になる人には、メルセデス・BM系がお似合いなわけだし。きょう、商談に来てたそこのお兄さん、マニュアルorAT、見て悩むより同じアホなら乗らなきゃ損損!

●1999年9月9日(木)走行距離4674km
KANTA号、引き取りに行ってまいりました、はるばる電車乗り継いで。エンジンオイル交換、エレメント交換、マスターシリンダのエア抜きがメインテーマだったんだけど、青忍さんが心配してくれてた通り、実は
オイル漏れもあったのであった!でも、「エレメントのパッキンから」ということだったので、ほっと胸なでおろしたりして(?)。んで、“最初のうちはアレーゼにまかせよう”と決めてたエンジンオイル、引き取りに行ったきょう初めてその銘柄を聞いたオバカなアタチ。というか、僕としては“正規ディーラーなんだからセレニア入れてるはず”とどっかで勝手に思い込んでいたのだ。我ながら、ほんと単純な“おめでたい奴”である。で、聞いたら、なんとバルボリン!セレニアと同じグレードと粘度のものらしいけど、化学合成タイプなんだろうか・・・ちゃんと聞いてくればよかった。なんだかんだ言って“ツメが甘い”KANTAであった。ちょっと期待してたエア抜きの成果は、ほとんどなし。気持ち、ブレーキタッチが変わったような気がするのは、99.9%やっぱり気持ちだけの「錯覚」だとほぼ断定。んでも、やるだけやったんで、気持ち的には少し納得。何よりうれしかったのは、ミッションオイルをクレーム交換してくれたこと。“2速が渋い”と伝えておいたからだけど、捨てる神あれば拾う神あり、アレーゼもいいとこあるじゃん!ニッコリじゃん!で気持ちよくご帰還の夜でした。

●1999年9月13日(月)走行距離5044km
もし、関越自動車道の東京側スタートが練馬じゃなくて世田谷だったら、“軽井沢ってけっこう近い”とか思うかも。でも、きっと練馬に住んでる人からすれば、東名高速のスタートが用賀じゃなくて練馬だったら“富士山近いのに”とか思うにちがいない。何が言いたいかっていうと、
環八って混んでて嫌いだぁ!一昨日の早朝もやっぱり環八は混んでいた。まだ頭が回ってない早朝でなけりゃあ、環七→目白通りというルートを選んだはず。だいたいが、ウチは環七の方が近いんだから。それにしても、みんな朝もはよからどこ行くのよ!?えっ?家族サービス?ほんとは寝てたいんだけど妻と子供にせがまれて?・・・お父さんも大変だあね。えっ?お盆に帰れなかった実家に行く?・・・親孝行はできるうちにしとかなきゃね。えっ?仕事?・・・みんなが休みの週末に仕事なんて、ほんにご苦労様です。えっ?僕?・・・あのぉ、そのぉ・・・えっ?1人で乗ってるってことは仕事かって?遊びだとしたらどっかで人を拾うのかって?・・・・・・・すいません!!軽井沢現地集合をいいことに、1人乗車で渋滞に一番貢献してたの、私です。ハハ・・・(・・;)


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