上里町がふるさと創世事業の一環として「かみさと郷土かるた」をつくったのはいまから12年前。カルタの読み札の標語と絵札の絵は、町内の子供たちが考え描いた。 私は最初、このカルタの存在をうさん臭く思っていたのが、いやいやとんでもない。これが実によくできており、このカルタに目をとおすだけで、この上里町のことがとっても良く分かるようになっている。こんなところに歴史散歩の資料があったとは! いままでここの“かみさと歴史散歩”で紹介してきました事柄もほとんどカルタになっています。
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さらに、このカルタを使って、町中の全小学生を対象に年に1回「郷土カルタ大会」が大々的に開催されるのであ〜る! 従って子供たちはこのカルタ大会にむけて、けっこう熱心に練習をする。(もちろん不参加の子もいるが) すると知らず知らずのうちに自分の町のことがわかっちゃうのである。 みなさまがお住まいの市や町、そこの『市花』(町花)をさっと言える方ってなかなかいらっしゃらないでしょう? 上里にきてくださいまし、少なく見積もっても小中学生の70%以上は「サルビアー!」ってとっさに答えますよ。*すごい* |
とき:平成12年1月23日(日) | ||||||||||||||
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なお、埼玉には「埼玉を知り 埼玉を愛する 県民カルタ」が存在する(=さいたま郷土カルタ) この大会で、高学年は「かみさと郷土カルタ」ではなく、この「さいたま郷土カルタ」で競い、上里での優勝者は県大会に出場することになる。これもなかなかおもしろい。 |