赤城山頂の近く、平坦になった高原に広がる牧場。放牧された牛や馬が草をはむ風景の中、6月頃にはオレンジ色のレンゲツツジが咲き乱れる。白樺とのコントラストは絵のようである。
●赤城山ツツジ祭り 6月中旬赤城新坂平、50万株のツツジが山脈を赤く染める。
---------------- 牧場内に群生しながら馬や牛に食べられることもない。かれらはこのレンゲツツジが毒草だということを知っているのだろう。
<全草> 葉・アンドロメドトキシン、花・ロドジヤポニン、根・スパラッソル、などが含まれる。
症状:しびれ、めまい、嘔吐、痙攣など。ツツジに含まれるのはけいれん毒で、最悪の場合は呼吸停止を起こして死亡する。かるがるしくレンゲツツジの花蜜を吸うなどしてはいけない。ただ目で楽しむだけにしよう。