梅雨時期の 『カモミール』

庭の様子

「今頃カモミール? うちのはもう盛りはとっくに過ぎてなんだか見かけが悪くなってるよ。」

はい、我が家のもそうです。最盛期は5月末に過ぎ、今はほとんどがお茶になっています。

晩春から初夏にかけて盛りなのはジャーマンカモミール。お花だけからリンゴの香りのする1年草です。


そしてこの梅雨時期に、我が庭で盛りなのがローマン種のカモミールたち。


ローマンカモミール


ダブルフラワーカモミール


これらは全草から(花も葉っぱも茎も)香りたつ多年草です。わたしはいつでも葉っぱから香りを楽しむ事ができるということで、ややローマン種びいきかもしれません。



虫がまるっきりいないわけでは
決してありません(^^ゞ

今年はテントウ虫くんのおかげでアブラムシが私の目にはとまりません。ゆえに葉っぱの色が白くぬけてきたならしくなることもなく出来は上々!

このかわいい花を見て、その香りをかげば、全身から厭なものがす〜〜っと抜けていくように思います。



ただこのローマン種のお茶はジャーマン種とちがい、とても苦みが強いのでローマン種だけでお茶にすることはないです、、、いえ、たまにはありますが。

でもジャーマンカモミールでいれたお茶に、ダブルフラワーの花を1輪浮かすというのはおっしゃれ〜でしょ♪

ローマン種の浸出液は飲まずに、「他のハーブの栄養剤」「入浴剤」「ハーブ酒」に利用するのが我が家の方法です。「薬効としてはジャーマンもローマンもかわらない」とものの本にはありますが、わたしはどうしてもローマン種のほうが薬効が強いような気がするんだもん(^^ゞ


     

【ローマンカモミール】(Chamaemelum nobile)
同じ仲間:ダブルフラワーカモミール、ノンフラワー(ローン)カモミール

育て方:一度根付くとコボレ種でも芽がたくさんでてきますし、苗は横にどんどん広がっていきます。乾燥させ過ぎ、水のやり過ぎ、蒸れに気をつければそんなに手はかかりません。花が咲いたらできれば茎ごと収穫します。その後花と葉と分けたほうがいいです。管理が悪いと溶けたように消滅することがあります。埼玉の奥地では冬も外でそのままです。
もうひとつの注意はアブラムシでしょう。タイム、セージ、ローズマリーで囲む様にして鉢をおき、テントウ虫くんに頼みます。

     


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