ローズマリーとつきあいだして4年がたちました。最初はナメクジ攻撃に負けたり、乾燥が好きとはいえ、水をやらなさすぎたり、私の育て方の犠牲になってしまったものがいくつもありました。このごろはローズマリーのほうが私の性格を理解してくれたのでしょう、多少の無茶をしても元気です。玄関先にどどん、とおいてあるので、出入りをするたびに体に葉がふれて、ふわふわといい香りが立ち上ってきます。
![]() phot by my Honey |
立性のローズマリーが我が家に来て2年目。今年初めて花が咲きました。なんともうれしい。 ローズマリーの中では成長はゆっくりです。香りは1番あります。 ←マジョルカピンク トスカナブルー → |
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這性のローズマリーは、這う、というより枝垂れるのできれいです。 斜面のグランドカバーやハンギングに。このプランターの下にはブロックが2個もつんであるんですが、それでももう道路についてしまいます。成長は1番早いです。 ←プロストレイタス |
![]() 立性は「アルバ」「ギルデッドゴールド」「シルバー」がいます。 |
コンテナ栽培の難点は思いっきり大きくできないこと。大きくなるたび鉢をとりかえてはいるんですが、鉢の大きさも制限があるので、ある程度大きくなったら、ぐっとがまんしてバチバチ刈り込みます。
刈り込んだ枝は捨ててはいけません。(そんなもったいない!) 一部は入浴剤にしたり、ハーブティにしたり、部屋に吊るしたり、そしてなによりもまた苗として増やしましょう。
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挿し木にする部分を作る。15センチぐらいが基準 赤丸部分…新芽が出て成長しているものを選ぶ。 青丸部分…なるべく木質化しているほうがいい。 緑丸部分…切り口はスパッと切る。 |
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容器に水をいれて、作った挿し木を入れる。風通しのいい直射日光の当たらないところに置く。 えー、我が家ではこの花瓶にこうやって、ここに置いておくのが一番いい結果がでることがわかりました。実はここトイレなんです。ピラミッドパワーでもあるのかな?? |
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10日〜2週間でこのように根がでてきます。 | |
根が2本以上出てきたら、鉢に植えかえます。とりあえず3号鉢から。初めは水が必要なので、プラスチックのほうがいいかもしれません。 土は市販の培養土(園芸の土とか、プランターの土とか)に小粒の赤玉土を半々にまぜたものです。 |
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ひと夏でこうなります。冬の寒い時でなければ1年中挿し木はできます。 いままでいくつ作ったやら。でもいまだにローズマリーで家がうまっていないのは、ほとんど人にもらっていただくからです。プレゼントにちょっといいですよ。 ←3月に3号鉢に移して 同じ時に直植えに→ |
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増やすのにはこのように挿し木をするのが簡単で確実です。種からは時間がかかるし発芽率が悪いです。とはいえ、こぼれ種から発芽している可愛い芽をみつけると無性にうれしい。 | |
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