世界チャンピオン・マラード号



インターシティ225でロンドンのキングス・クロスに帰る途中のヨークという駅で途中下車しました。この街には、イギリス最大のゴシック建築「ヨーク・ミンスター」、それにローマ時代や中世に建造された城壁などもあります。
それらの場所もなかなか魅力的ではありますが、今回は無視して、私はヨーク駅の裏にある国立鉄道博物館へと足を運びました。

写真のA4形マラード号はイギリスとドイツの間で行われていた激しいスピード競争時代に製造された3気筒の蒸気機関車でした(3気筒は日本でもC53型などに採用されました)。
この機関車は1938年7月3日に時速126マイル(時速202.7Km)という蒸気機関車の世界最高速度を記録しました。なぜイギリスの機関車がドイツの機関車よりも速かったかというと、イギリスにはドイツには存在しなかった長い下り勾配があり、同一性能の機関車でもイギリスが有利になっていたのでした。このマラード号の記録を最後にして、戦争のためにスピード競争が打ち切られる形になりました。


スティーブンソンのロケット号(ただしレプリカ)

リバプール・アンド・マンチェスター鉄道を走ったロケット号の複製見本です。この博物館にはものすごい数の鉄道車両が保存されています。とても2時間ほどでは全部を回りきれず、もうちょっと時間をとっておけばよかったと反省する結果になりました。


↓ヨークの町。