2009年12月4日、所要あって東京にでた。東京駅は創建時の姿の復元する大工事中であった。またかっての中央郵便局ビルはファサードを残して増築する工事中であり、堀端のパレスホテルも建替中であった。不景気といわれながら東京は変貌中である。
時間調整に皇居二重橋、馬場先門、三菱村、銀座を散策した。 三菱村は明治の革命政府が資金に詰まって豪商岩崎弥太郎にソブリン・ボロウした時、質草として差し出したものと聞く。さすがに皇居を見下ろす一等地だ。
二重橋
明治生命館は二重橋の真正面にあり、GHQ用に最適の立地だが進駐軍が接収したのは有楽町寄りの第一生命館（現DNタワー21）であった。第一生命ビルより品格があると思うが、彫りが浅く、少し重厚さが不足している。マッカーサーは東京大学にしたかったということだが、時の総長の抵抗に会い、断念。第一生命が積極的に提供したということのようだ。
明治生命館の後ろの高層ビルは三菱商事ビルだ。
明治生命館
三菱クラブはかって現役だったころ何回か訪問したことがある。引退後改築されて新装なった三菱商事ビル別館のペントハウスにある同クラブを再訪した。クラブからの皇居の景観は東京でも最高と認識した次第である。三菱商事ビル別館の裏手の超高層ビルは丸ビルである。
三菱村 馬場先濠沿いに奥から東京海上ビル、日本郵船ビル、三菱商事ビル別館、岸本ビル
銀座には世界のダイヤモンド市場を支配するデビアスのビルがあった。
デビアス
December 6, 2009
Rev. January 08, 2010