旧三菱一号館

2010年05月18日、所要あって丸の内パークビルに出かけた。ついでに2009年に復元された旧三菱一号館も見てみようと時間に余裕をもって出かけた。 三菱商事と新日本製鉄が使っている丸の内パークビルの隅に旧三菱一号館が復元されている。新ビルと旧ビル一体型ではなく、間に中庭を挟んだ贅沢な造りであった。

有楽町駅から東京フォーラムを縦断して歩く。ニューヨークにまねて東京フォーラム敷地内で屋台の営業を許可したため、大勢のOLやビジネスマンが木陰で昼食をとっている。

東京フォーラムの屋台

1894年に竣工した旧三菱一号館の設計者はジョサイア・コンドルである。英国ヴィクトリア時代のクイーンアンスタイルで棟割長屋の平面形式を特徴とする丸の内最初のオフィスビルであった。一号館復元のための赤煉瓦230万個は中国・長興で焼き上げたという。

旧三菱一号館は美術館として生き返り、マネ展が催されていた。

三菱一号館美術館 背後は丸の内パークビル(34階)

三菱一号館美術館と丸の内パークビルの中庭には、沢山のカフェが営業し、花いっぱいの心地よい空間となっている。 丸の内パークビルを支える巨大な円柱の周りに花をめぐらせているのだ。

三菱一号館美術館 中庭

三菱一号館美術館 中庭

背後の丸の内パークビル(34階)は三菱商事と新日本製鉄が使っている。東京駅側の窓からは目下建設中の東京スカイツリーが見える。

2016/1/14、プラド美術館展を観に三菱美術館にでかける。

May 19, 2010

Rev. January 20, 2016


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