横浜ワールドポーターズ

2006年10月9日神奈川県民ホールで開催のキエフ・オペラ団によるアイーダを観に出かけた。オペラのはじまるまで山下公園を散策した。久しぶりの山下公園からは氷川丸側を見れば昔と変わらぬ風景だ。氷川丸は管理をしっかりしてステラポラリスのようにならないようにしてほしい。

山下公園と氷川丸

反対側を観ると。大桟橋がみごとな設計でその姿を一新していた。屋上広場が芝を植えた丘またはクジラの背中のような形状となっていて心地よい。この丘のような形状の三次元曲面が剛性を持って柱のない屋根構成しているらしい。この設計はイギリス在住のスペイン生まれの建築家アレハンドロ・ザエラ・ポロ氏とイラン生まれの建築家ファッシド・ムサヴィ女史の手にかかるものだという。二人ともハーバードで学んでいる。建物は2002年に完成したとか。

大桟橋埠頭

1859年に横浜港が開港してから「象の鼻」とよばれた弓状に湾曲するイギリス波止場ができていた。1892年にこのイギリス波止場の延長線上に鉄桟橋をかけて大桟橋埠頭 が完成したのだ。鉄桟橋は関東大震災で陥没した。「象の鼻」の名残はいまでも大桟橋埠頭の根本の西側に残っている。

山下公園から旧貨物線の線路を有効利用した散策路が横浜ワールドポーターズを経由してみなとみらいのパシフィコ横浜まで通じている。アイーダを観たのち、夕暮れの中をヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルまで家族で散策する。赤レンガ倉庫では オクトーバーフェスト2006が開催中であった。

横浜税関

赤レンガ倉庫

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルのオーシャン・テラスで生演奏を聞きながら夕食を摂って散会とした。(Restaurant Serial No.291)

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルのオーシャン・テラス

October 10, 2006

Rev. June 3, 2008


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