横浜マリタイムミュージアム

2006年3月29日、タンカーについて勉強したいという森永晴彦先生のお供をして横浜マリタイムミュージアムを訪れた。2000年にランドマークタワーの最上階から日本丸を見下ろしたことはあるが、日本丸を永久保存してある横浜マリタイムミュージアムを訪れるのは初めてだ。

ちょうどランドマークタワーに桜が映えていた。

ランドマークタワーの桜

引退する大型客船、”飛鳥”が引退のお披露目のために大桟橋に係留されているのが遠望できた。

日本丸見学はそこそこにしてミュージアムに入る。 ブリッジのシュミレーターがあった。ブリッジ前面の巨大スクリーンをみて入ると船酔いのような気分になる。実は床も動いているのだ。よくできている。しかし残念ながらタンカーの模型は少ない。図書館で関連書物を見ながら、先生の研究テーマである。中古タンカーを利用した温水貯蔵のメカニズムを検討する。

日本丸とランドマークタワー

昭和5年に建造された日本丸内部は横須賀に保存されている戦艦三笠を思い出させた。昭和初期に国産された600馬力のディーゼルエンジン2基もそのまま搭載されている。 太平洋戦争中はマストを取り外して瀬戸内海で石炭運搬していたため生き延びた船である。

舵輪を握って

操舵輪は大きく二名で操作したようだ。追波と風から舵手を守るフードが甲板に設置されているが、吹きさらしであることは変わりない。ここで4本マストの帆と風を見ながら操舵するのだ。

旧三菱ドックと森永先生

旧三菱ドックを利用したドックヤードガーデンのレストラン、燦鶏(さんけい)で昼食後、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルのロビーでシーバースを見ながら、コーヒータイム。帰路はぷかり桟橋からシーバスで横浜駅東口に向かう。橋の下を通るためにシーバスは平べったく造ってある。

みなとみらい全景 

左からぷかり桟橋、インターコンチネンタルホテル、パシフィコ横浜、ランドマークタワー

 

March 29, 2006


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