箱根

早雲山とお中道

2010年1月26-27日、wakwak山歩会は箱根の早雲山に登った。

昨年8月仲間の一人、マーさんが北岳に登ってから膝を痛め、3ヶ月の治療でなんとかカムバックできそうだというのでまず足慣らしに箱根に繰り出した。下りは膝にくるので登りだけという行程を考えた。早雲山駅から早雲山に登り、お中道を通って駒ヶ岳に登り、ロープウェイで下ろうというプランである。

ところが早雲山に着いたころから猛烈な寒風が吹き始めた。駒ヶ岳のロープウェイは多分運行していないだろうと判断し、急遽大湧谷に下った、

グリーンウッド氏は1996年に家族と大涌谷から神山に登り始めたが、あまりの暑さに耐えかねて途中の早雲山から早雲山駅に下ったことがある。今回は同じ道を真冬の寒風吹きすざぶ中、逆に歩いたことになる。

早雲山大湧谷ルート 萌黄色

第一日

8:50小田急小田原駅下りホーム集合。箱根登山鉄道で強羅へゆく、ケーブルカーで早雲山駅に登る。客は中国人が多い。

早雲山山頂の笹群に風を防いでもらって昼食をとった。魔法瓶のお湯で作ったカップラーメンがなによりのご馳走であった。

大湧谷からのルートは10年以上毒ガスのため立ち入り禁止であったが警報機がついたとかでOKとなっていた。

早雲山から大湧谷に下る

大湧谷は週日にもかかわらず中国人観光であふれかえっていた。

大湧谷から姥子にある宿舎の箱根シンフォニーヒル(Hotel Serial No.472)まではそのまま遊歩道を下った。ホテルはかんぽの宿のすぐ下にあった。ゼロックスの施設だけあって質が高い。 客は我々4名と老夫婦1組だけだ。シェフの腕自慢は洋食である。ワインとともに堪能。

第二日

本日はマーさんの案内でバードウォッチングをする。ホテルをでて昨日の遊歩道を湖尻まで下る。芦ノ湖キャンプ村周辺を散策。 ツグミは食欲旺盛で林床を飛び跳ねて動き周り、ニワトリのように落ち葉を自分の姿が見えなくなるほど高く蹴上げてなにやら探し出してついばんでいる。

ツグミ

クリさんが記録した鳥はアカハラ、シロハラ、カシラダカ、アオゲラ、シメ、アトリ、ツグミ、ヒヨドリ、ホオジロ、ヤマガラ、シジュウガラ、コゲラ、アカゲラ、ウソなどである。

バードウォッチング

芦ノ湖キャンプ村で立派な角をもつオスの日本鹿を目撃。遂に箱根まで進出してきた。丹沢山塊からとすれば足柄峠が進入路になるのだろうが東名高速はトンネルの上としても、国道245号、酒匂川をどう渡ったのだろうか?はたまた伊豆半島からやってきたのか?カメラを向けシャッターを切ったが写ってはいなかった。ま るでニンジャである。

バスで小田原に移動し、小田原駅でさぬきウドンを満喫して解散。 小田原駅ビル内のトイレで若い男が便器の清掃をしているのをみた。ある意味、時代が変わりつつあることを実感した。

January 26, 2010


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