2001年の晩夏、残暑をさけて高原の湿原散策の旅に出る。天候の変化が激しく、宿舎の予約を3回変更したが、ほぼシーズンオフの週日のため、さしたる困難はなかった。
赤色ルートが今回のルート
28日（火）7:00自宅を車で出発、湘南、東名、中央道、長野道経由、正午、白馬栂池高原パノラマウエイ駅着。ロープウェイを乗り継ぎ、栂池ヒュッテ着、昼食。(Hotel Serial No.189) 荷物を置いて栂池自然公園散策。花の季節はもう終わっていた。木道が整備されていて普段着でも散策可能なため、週日といえども観光客多数。栂池自然公園は思ったより広く全部廻るには数時間を要す。ただ一つ一つの湿原は狭く、それぞれがダケカンバやシラビソの樹林帯で囲まれていて視界は広くない。栂池自然公園の奥ではいくつもの池塘が見られる。
栂池自然公園
18:00栂池ヒュッテ夕食・泊。栂池ヒュッテは築後数年で建物は立派であるが、ホテル並の料金。
栂池ヒュッテ
29日（水）6:00起床。6:30朝食。7:00栂池ヒュッテ出発。9:00天狗原着。ここも池塘の間を縫って木道がつけられている。下界から吹き上げる霧でかすんでいる。この時間は登山者は我々とその前の一組だけ。下山者とは時々会う程度。
天狗原
10:00天狗原より少し登った乗鞍岳中腹で一瞬の晴れ間の眺望を楽しみ後引き返す。下山時は登山者多数と合う。天狗原で昼食後11:00天狗原出発。12:30栂池ヒュッテ着。
ロープウェイで車に戻り14:00白馬落倉プチホテル・グレートデン着。(Hotel Serial No.190) 白馬落倉はスキー場というよりは別荘地である。シャワーを浴びてのち別荘地内散策。
プチホテル・グレートデン
30日（木）6:30朝食。7:00車で出発。来シーズンのため、青木湖畔でキャンプ場とホテル視察。ホテル ブルーレイクが避暑に使えそう。(Hotel Serial No.192) 長野道、岡谷IC経由11:00諏訪大社・下社秋宮着。諏訪大社は分散しており、全てにおまいりするわけにも行かない 。そこで霧ヶ峰に通じる中山道沿いの下社秋宮を選んだ。上社は中央道諏訪ICの近くにある。
諏訪大社・下社秋宮
参拝後、中山道、和田峠・ビーナスライン経由霧ヶ峰の八島ヶ原湿原、鎌ヶ池キャンプ場に12:30着。直ちにテント設営。(Camp Site Serial No.191)
鎌ヶ池キャンプ場
昼食後、八島ヶ島原湿原散策。小雨の中夕食。夕刻より雨が激しくなり、古いテントの縫い目からの雨漏りのため、19:00テントをたたんで撤収。23:00自宅へ帰着。
八島ヶ島原湿原
鎌ヶ池キャンプ場は元牧場の後地で、牧草の上にテントを張れるすばらしい環境にある。少々の雨でも牧草のため床は濡れない。海抜1,600メートルで気温は昼でも摂氏16度で肌寒い。今回は雨にたたられたが来年は7月の猛暑の頃リピートしたい。
2001/8/31
Rev. November 26, 2007