母校の講師として仙台に赴く機会を捉え、家人を初めて仙台 (Hotel Serial No.13) につれて行く、有馬温泉、道後温泉とならび千年の歴史を誇る秋保温泉の佐勘 (Hotel Serial No.55) に一泊。
佐勘の露天風呂「名取りの湯」からの名取川の眺望
翌日は魯迅を慕って来仙した江沢民氏と鉢会うことを避けて午前中は秋保大滝を見物。午後、青葉城、伊達三代の霊屋瑞鳳殿、母校を訪問。学生だったころは霊屋（おたまや）は卒塔婆があるだけの荒れ果てたところであったが、瑞鳳殿 (Museum Serial No.112) が再建されて日光のようになっていた。
瑞鳳殿
青葉城も石垣を修理中でいずれ、楼閣の一部が再建されるらしい。江沢民氏が献花した青葉城址直下の魯迅の碑も訪問した。仙台駅前から青葉城に至るメーンストリート、青葉通りは戦災後区画整理されたため幅が広く、ケヤキ並木となっている。車道中央と左右の歩道合わせ3列に並び、一部地下鉄工事で若木に替わっているところもあるが、植樹後50年それぞれが、直径1メートにもなっている。今後100年200年経ったらみごとなものであろう。秋には落ち葉の清掃費が3億円になるとのこと。
1998年11月28日