SMさま

お答えします。

Q1)すり合わせとは具体的にはどのような作業でしょうか。コミュニケーションのとり方、問題の発見のこつなどなにかありますでしょうか。小さなイメージの違いを見つけ出すのは至難の技だと思いますが。

日本では終身雇用下で馴れ合いで仕事をきて来た関係で仕事のやり方が標準化、文書化されておりません。もちろん形の上ではそのような文書はあっても現実を反映してません。新入社員として入社してから時間をかけてなんとなく覚えてゆくわけです。ところが、外国の方と出会いで仕事をするためには、用語から定義し、やり方をきちっと文書化しかつ会議で確認を取って始めないとそれぞれ思いこみではじめたら大変な混乱に陥ります。おっしゃるとおり至難のわざ。

Q2)チームビルディング、ノミュニケーションとは一体どんなことですか、具体的にどんな苦労によってコミュニケーションをとりますか。(ノミュニケーションとはひょっとして飲む + コミュニケーション ですか)

文書がしっかりしていても、用語の意味がちがってとられたり、まじめに読まない人もいます。だから確認が必要なのです。ノミュニケーションは一緒に飲み、食うわけで、サルと同じに仲間意識が出て、互いに裏切らないなどの絆を築くためには有効です。

Q3)「face to face」のコミュニケーションは大事だと思います。しかし、具体的にどんな情報交換が重要化は難しいところだと思います。実際に顔を合わせてどんな情報をえますか。何を注意して見ますか。(たとえば 元気加減、体調、世間話をする、とにかく飲みに行くなどなんとなく目、なんとなく雰囲気? では一体何が雰囲気か?)

人間文化の違いを超えて相対して話し合えば情が移るのは古今東西変わりません。納期が遅れているイタリアのメーカにいくらファックス、пAE-mailで督促してもらちがあかなかったことが、飛行機に乗って出かけ、顔をあわせてから進み出したなどの例が沢山あります。わざわざ飛行機に乗ってきてくれたという事実が感動を呼ぶこともその一因でしょうが。

以上