冬の七里

七里浜のイメージは夏と結びついている。しかし地元にとっては冬といえどもサーフィングやセーリングは楽しめるし、静かで、べとつかず、海も透明でより快適なシーズンだ。それに加え、21世紀始まりの冬は雪の多い年となった。過去10数年、雪といえば2月に入って年1回位であったのが、2001年1月中に2回も降り積もった。

昼間というのに冬の日本海のように薄暗く、街灯が自動点燈している。日坂入り口から東方を望んでも三浦半島はむろん稲村ヶ崎さえ見えない。

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日坂入り口より東方を望む

西方を望んでも小動岬までで、江ノ島は見えない。

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日坂入り口より西方を望む

日坂が国道に接続する入口のところはT字路となっている。江ノ電の踏み切りを渡って直進すれば海の中と相成る。この危惧が2010年12月23日の天皇誕生日、午後1:27に現実のものとなった。雪など降っていない日本晴れの日にである。国道から海に転落しないようにガイドワイヤーを張ってあるが、下の写真の3本のポールをブッちぎって、浜に下る階段上に転落した。国道を走行中の車が巻き添えになってこれもポール2本を損傷したが、転落は免れた。我が家の直下で救急車の音は聞いたが、毎度のことで興味を持たず、新聞にも報道されなかったので生死不明である。

日坂入り口のT字路

2001/1/27

Rev. December 25, 2010


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