プリンターとインク

世代交代

1986年にマッキントッシを使い始めたころはImage Writerという機械式ドットプリンターしかなかった。1991年にStyle Writerというモノクロのインクジェットプリンター、1995年にColor StyleWriter Proというカラー・インクジェットプリンターと使い継いだ。いずれもアップルマークだが、キャノンのOEM品であった。したがって替えインクはキャノン のものを使った。

その後、エプソンがいいよという人の言葉につられてEPSON PM-770C、そしてEPSON PM-950Cと12年間つかってきた。

世代

名称

プリンター

インク

1

1986

Image Writer

機械式ドットプリンター

インクリボン

2 1991 Style Writer インクジェットプリンター ブラック
3 1995 Color StyleWriter Pro カラー・インクジェットプリンター ブラック+カラー
4 1999 EPSON PM-770C カラー・インクジェットプリンター ブラック+カラー
5 2001 EPSON PM-950C カラー・インクジェットプリンター ブラック+カラー
6 2011 Canon PIXUS MG6130 カラー・インクジェットプリンター+スキャナー ブラック+カラー

こうして長年エプソンを使ってきたが、デジカメ写真をプリントするとエプソン製プリンターはキャノン製プリンターより青 が強調さ れると指摘した人がい た。なるほどそうか、次ぎの機会はキャノンにしようと決めていた。WindowsXP機が壊れてWindows7にするとインク量が見えなくなった。ドラ イバーソフトを変えてもなおらない。またスキャ ナーも欲しいということで2011年についにCanon PIXUS MG6130を購入した。無線LANにつないで使う。プリンターは別室におけるので便利だ。接続暗号は手動で入力した。スキャナーも町のゼロックスコピー のよ うに使える。これで18年以上つかってきたマッキントッシュ接続で使うヒ ューレットパッカードのスキャナーとも おさらばだ。

Canon PIXUS MG6130

このプリンターは無線LAN接続のラップトップで使っていたが、イーサーケーブル接続のWindows7搭載のデスク トップパソコンに CR-ROMからドライバーをインストールして共用している。

2018年暮れ、年賀状を印刷しようとするとはがきの背面供給装置が上手く稼働せず、1枚ずつ給紙しなければならなくなった。


インク

プリンターメーカーハプリンターは安くして、インク販売で利益を上げる戦略をとっている。グリーンウッド氏はそこででき るだけプリントはせず、ディスプレーで見るだけで済ませている。しかし、頼まれた原稿の推敲にはやはりプリントしないと、紙にしたとき気がつくミスが見え ないものだ。

1998年Windows機に乗り換えてからはしばらくカラー・インクジェットプリンターはマックプリンターを共有して いたが、1999年、ウインドウズ専用機EPSON PM-770Cを購入した。EPSON PM-770Cはカラーインクカートリッジが5色一体型のため、どれかひとつが空になるとカートリッジ交換となることにグリーンウッド氏は不満を持った。 そこで2001年カラーインクカートリッジが独立の6個であるEPSON PM-950Cを買った。インクカートリッジを独立にしたため、ダークイエローを1色増やしたようだ。

cartridge.jpg (5278 バイト)

使用済みカートリッジの山

エプソン製にした1999年からの5年間、使用済みのインクカートリッジを販売店に戻すため溜め込んできた。このたびカ ラーによって使用量がどのように異なるかその消費個数を数えてみたところ、ライトマゼンタの消費量が一番多く、ブラックがこれに次ぎ、ダークイエローの消 費量は一番少ないことがわかった。EPSON PM-770Cではライトマゼンタで交換時期がきまっていたようだ。

機種

記号

消費個数@2004/7

価格

EPSON PM-770C ブラック IC5CL02 22 800
  カラー IC1BK02 18 2500
EPSON PM-950C ブラック ICB21 4 1,000
  ダークイエロー ICDY21 2 1,000
  イエロー ICY21 3 1,000
  マゼンタ ICM21 3 1,000
  ライトマゼンタ ICLM21 5 1,000
  シアン ICC21 3 1,000
  ライトシアン ICLC21 3 1,000
合計     63

85,600

価格はおおよそではあるが、できるだけプリントしないようにしても年賀状の印刷があり、過去5年間に消費したインク代の ほうがプリンター価格を上回っている。結果をみればプリンター業界はゼロックス商法が成功しているように見える。キャノン、エプソン、HPの寡占状態のた めであろうか?デル も同じ戦略を更に強調して参入したので今後どうなるのだろうか?

2005年になってリサイクルしたインクカートリッジを水洗してインクを詰め替えたものが潟Gコリカ社より市販されるはじめた。純正品の70%の価格であ るのでこれに切り替えた。

上は純正、下はリサイクル品

July 25, 2003

Rev. December 24, 2018


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