定点観測からライブカメラへの進化

本ホームページの「七里ヶ浜ライブ」はライブカメラによる影像である。24時間連続10分間隔で静止画を更新している。カメラはロジテック社のUSBビデオカメラ である。

camera.jpg (3021 バイト)

七里ヶ浜を見つめるライブカメラ

影像処理、撮影時刻の記入、アップロードはリストカムというソフトを使っ て自動的に処理している。

リストカムで撮影時刻を書き込む

カメラは2階の窓からガラス越しに浜を見下ろしている。

浜から見あげたカメラ

カメラ用PCは3年以上使ったdell Dimensiton 4100を使っていたが2005年故障したので廃棄し、3年間お休みした。

2008年4月、古くなったVAIOのノートブック を使って再開した。HDを無操作自動停止設定が設定できず、夜間のHDの騒音を嫌って昼間だけとした。

2008年12月、このVAIOのハードディスクの寿命が尽きそうだとのBIOSのメッセージが出たので、ソリッドステートドライブ内臓のInspiron 910を購入してマザーマシンとした。標準設定の夜間のOSのアップデートは昼に手動で行うことにして、24時間ライブとして上手く作動している。

定点観測からライブカメラへの進化の歴史は

1. 手持ちデジカメ撮影フェーズ 1998-2002

3年間、デジカメで撮影したスチール写真、ビデオをPCに取り込み、それを編集加工したのち、サーバーアップロードした。これでは煩雑で毎日更新する労は大変なもので、毎日の更新はできない。これでは七里 ヶ浜を愛するサーファーの皆様のお役には立てない。

2. PC直結カメラ撮影・マニュアルアップロードフェーズ 2002-2004

USB接続のPC直結ビデオカメラならこの煩雑さは軽減されると考え、ロジテック社のUSBビデオカメラを購入し、使用開始した。画質は劣り、ビデオはaviでしか記録できず、ファイルサイズも大きくなったが、煩雑さは大幅に軽減され、毎日の更新も気軽にできるようになった。

カメラ付属の影像処理ソフトのQcam Expressには一定間隔でjpg自動撮影し、特定の有料サイトに自動アップロードする機能がある。アップロードした画像は公開と非公開を選べる。非公開の場合はパスワードで保護する仕掛けである。サイトへのリンクも許す場合と許さないオプションが選べる。ただ有償なので「今日の七里ヶ浜」は2年間、撮影、アップロード操作を毎日マニュアルで行っていた。

3. ライブカメラフェーズ 2004年以降 (PC直結カメラ撮影・自動アップロード)

2005年6月9日、北海道の石川肇氏が作成し、無償配布しているリストカムという影像処理・自動アップロードソフトがあることを朝日新聞で知り、早速ダウンロードして使いはじめた。ロジテック社のビデオカメラが ロジテック社のドライバーをインストールしておくだけでそのまま使える。撮影時間も自動表示し、一定間隔でアップロードも自動的にしてくれるすぐれものだ。jpg圧縮度も調節可能である。カメラを風雨にさらすわけにも行かないのでガラス窓越しの影像になるが、ガラスみがきをすれば波の状態はわかる。

アップロードは10分間隔とする。

ビデオ

Qcam Expressビデオ出力はavi使用である。Windows95ではWindows Media Plater v6.4にしてもリアルプレーヤーベーシックでもcodecが用意されておらず見ることができない。Windows MEではInternet Explorerをv6にアップグレードし、Windows Media Plater v7.1で本定点観測ビデオaviを見た後にInternet Explorerがハングアップするようになった。これはMicrosoft社からパッチをダウンロードして直った。

リストカムでもビデオ撮影・アップロードは可能だが、サーバーコストがかさむので考えていない。

2002/3/26

Rev. February 15, 2009


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