イメージデータ 9

ラグランジュ点

96/9/8 作成

serial9.jpg (8320 バイト)

●地球と月のまわりで重力と遠心力が釣り合う点で宇宙船がここに入ると停止する。

●フランスのラグランジュが1772年にその存在を指摘

●大林組技術研究所の井上氏が計算

●連立微分方程式を変形しルンゲクッタ法でパソコンで計算

●図のように5つある

●点L1、L2、L3は位置がすこしでもずれると月が地球に落ちる不安定釣り合い点。

●点L4、L5は月と地球をその一辺とする正三角形の頂点にあたる山の頂上にあり、宇宙船はそこに近寄りがたいが、この点から少しはなれると山の形が変化し、宇宙船を戻そうとする性質がある。安定な釣り合い点である。

●点L1は輸送に適した通過地点、点L4、L5は定住に適する。

● フランスのの数学者Joseph Louis Lagrange。1736〜1813イタリアのトリノに生まれ、トリノ大学にまなんだ。

 


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