言語録

シリアル番号 日付

973

2005/7/9


名言 王様だってスミレの花はおれと同じように匂うだろう
言った人、出典 ウイリアム・シェークスピア ヘンリー五世 四幕一場106行

フランスとの百年戦争のさなか、アジンコートの戦い(アザンクールの戦い)の前夜、ヘンリー五世が一兵士に変装して陣中を見回っているとき、兵士の一人が 「明日の戦いは勝ち目がないと誰か王様に進言すればよいのに」といったのを聞き、王は「いやそれは言うべきでないと思う」という。兵士の「なぜなんだ」と いう問いにくだんのセリフを言う。

The violet smells to him(the King) as it doth to me.
引用した人、他 小田島雄志「シェークスピアの人間談義」
学士会報2005-IV No.853


身分に関係なく王様も庶民も感情は同じというシェークスピアの人生観


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