言語録

シリアル番号 日付

897

2005/03/13


名言 少し目に付きましたのは、亜米利加では、政府でも民間でも、およそ人の上に立つものは、みなその地位相応に怜悧で御座います。この点ばかりは、全く我が国と反対のように思います
言った人、出典 勝海舟
アメリカから帰って、老中に召し出されて「何か変ったことがあるだろう」と言われ
引用した人、他 ヒューマンキャピタルソリューション研究所パートナー 渡辺穣二
日本の中の非効率:「人基準」から「仕事基準」へ
学士会報2005-II No.851

「人基準」:人が人を評価し、その評価に従って報酬が支払われる。人に肩書きや報酬額のラベルを貼る。仕事より周りの関係者がどう思うかを見てから自分の考え方を決定する。「お湯の中のカエル症候群」となる。社内官僚主義が横行し、モラルハザードを生じている。人基準は人を育てず、転職の障害となり、日本経済を衰退させている。
「仕事基準」:市場で人が創造する「仕事の価値」を評価し、それに報酬を支払うという考え方。喧々鍔々議論してもギスギスしない。その人が生み出す価値に見合った報酬のため、年齢を理由にリストラする必要がない。部下が上司の無能ぶりや優柔不断に悩むこともない。



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