シリアル番号 | 日付 |
389 |
2000/5/11 |
名言 | 三葉虫は生まれて消えていった。ティラノザウルスも生まれて絶滅していった。それぞれがさまざまな試みをし、適応度の山を登り、そして進化する上で最善をつくした。全ての種の99.9%が生まれて絶滅していったことをよく考えてほしい。気をつけなければならない。あなたの最善と思われる一歩が、もしかしたらあなた自身を連れさってしまうような雪崩を起こす引き金となるかもしれないのである。そして、砂山のどの砂粒が小さな変化を引き起こし、またどの砂粒が大変動を起こすのか、あなたもほかの誰も予言することはできないのである。気をつけたほうがいい。しかし歩き続けるしかない。あなた にはほかに選ぶ道がない。できるだけ賢明でいなければならない。そしてあなたは実は何もわかっていないということを認めるだけの知恵を忘れてはならない。われわれみんなができるだけのことをしても、それは単に最終的な絶滅の条件を整えていくだけであり、新しい形の生命や生き方への道筋を作り上げているに過ぎないのである。 |
言った人、出典 | スチュアート・カウフマン |
引用した人、他 | 自己組織化と進化の論理 |