| シリアル番号 | 日付 |
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014 |
98/02/20 |
| 名言 | ヒコーキはケツでのれ |
| 言った人、出典 | 旧陸軍航空隊飛行教官の教え |
| 引用した人、他 | 荏原製作所の大川原氏より |
三半器官を使えという意味だと勝手に解釈していましたところ各務（かがみ）さんから三半器官を使えという意味とは全く逆で「三半器官を信じるな。尻に感じた重み（G）で機体の運動を計れ」という意味だと聞いたと教えていただきました。
各務さんからその詳しい理由として、「飛行機というのは擬似的3次元運動を行うが、例えば首をちょっと傾けた状態で機動を行うだけで、三半器官と実際の機体の動きとの相違が発生する。また、バットを地面に立て、額にあててそこを支点に回り続けると、まっすぐ歩けなくなるというのも三半規管によるもの。パイロットの姿勢、および機体の運動によって三半規管というのはあてにならなくなる。しかし、尻に感じるGというのは、そういったことに左右されない。機体が左に傾いていれば、左の臀部に圧力を感じる。そっちの方を信用しろという事だ」と教えていただきました。
御教示感謝いたします。
Rev. June, 3 2005