シリアル番号 | 表題 | 日付 |
944 |
MP3 vs AAC |
2005/03/18 |
音声圧縮規格のこと
MP3:映像圧縮規格MPEG-1で使われる音声圧縮方式、レイヤー3からファイル拡張子は.mp3
AAC:映像圧縮規格MPEG-2またはMPEG-4で使われる音声圧縮方式、ISO 13818-7標準 AAC(Advanced Audio Coding)、MP3よりも1.4倍ほど圧縮効率が高く、音質はほぼ同じである。ファイル拡張子は.m4a
音声圧縮前のファイルでは高いサンプリングレートが音質を決める。waveファイル8〜24KHz程度、CDなどで使われるのは周波数44.1KHzである。音声圧縮後はビットレートが音質を決める。
サンプルレート:音楽CDのサウンドデータはサンプリングレート44.1kHz。音声波形を1秒間に44100回細切れにして、それぞれの時点の音声情報をデジタル情報にする。
ビットレート:サウンドファイルを1秒間再生するのに必要となるデジタル情報。音声圧縮後のサウンドファイルの音質をきめる。通常のMP3ファイルでは128kbpsが標準的。つまり、1秒間に128000ビットの情報がある。
これらの音を再生する機器にはそれを音に変換できるコーデック(codec)が必要となる。Media PlayerはMP3を再生できるがAACはできない。
Rev. March 6, 2007