シリアル番号 | 表題 | 日付 |
910 |
リスクの認知バイアス |
2004/11/27 |
@認知された異常性がある範囲内であれば、なるべくそれを正常なコンテクストでみてしまおうとする「正常性バイアス」
A異常事態をより楽観的に明るい側面からみようとする「楽観主義的バイアス」
B極めて稀にしか生起しなくても、生起すれば大きな災害をもたらす災害を過大評価する「カタストロフィー・バイアス」
Cこれまで経験したことが無いリスクであっても、すでに経験した事があるリスクと同じと考えて正確なリスク評価ができなくなる「ヴェテラン・バイアス」
Dリスク事態に対して未経験であるがゆえに、リスクを過大あるいは過小に評価して正確なリスク評価ができない「ヴァージン・バイアス」
Eある選択肢を途中で変更できるのに、そうしないで元のまま持続してしまう「現状維持バイアス」
松井潤吉氏に教わる
認識というものは無意識下で十分吟味して初めて意識に上る。このとき、後付の理由はロジックという型で意識に上がる。hindsite (あと知恵)
マイケル・ポランニー Michael Polanyi 「暗黙知の次元」