シリアル番号 | 表題 | 日付 |
908 |
Groupthink(集団思考、集団愚考) |
2004/11/27 |
まとまりの良い(凝集性が高い、というようです)の集団は会議で決断する時、後から考えると明らかに誤りと言えるリスクの高い正しくない結論に陥りやすい、大失敗することが多い」というもの。アメリカのI.L.Janisと言う人の理論で、ホワイトハウスの外交上の決断の間違いの数々やChallenger号事件の飛行許可の会議を実例として指摘している。ムラ社会・日本的集団主義・年功序列終身雇用・などなどの因習が根強く残るわが国の企業ではGroupthinkの危険性が生まれながらのDNAに強く埋め込まれていると自戒すべき。
ルーズベルトや米政府高官は真珠湾攻撃を知りながら、自国民をある程度犠牲にしてでも国民的コンセンサスを得るために放置したとの説があるが、あれほどの大打撃になるとは考えず、Groupthinkの結果としての大失敗の一例であるとも、911と似たところがある)
松井潤吉氏に教わる