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2004/10/25
大本営派遣参謀辻政信中佐が戦線視察の度毎に兵団長以下の各級指揮官に「捕虜をころせ」と督励してあるいた。しかし指揮官が文書でださなければ命令ではない。
私物命令はしばしば実力参謀が発令者となって司令官は代読者であった。これは日露戦争の伝説的な大山・児玉コンビの模倣によって普及した。
山本七平「ある異常体験者の偏見」
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