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2004/10/25
新聞の論説が相反する意見を掲載したほうが読者に判断の自由を与えるはずであるが、これをすると読者から苦情がくるそうである。相反する論説を比べて自分で結論を出す過程の不安に絶えられない。人は虚構を事実として、それで安心していたい。
山本七平「ある異常体験者の偏見」
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